ボルトン元米補佐官「ロシアが西側ではなく中国に近づくことは大きな間違い」=中国メディア「辞任したのにまだ挑発」

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中国のニュースサイトの環球網は17日、外交における「超タカ派」として知られるジョン・ボルトン元米大統領補佐官(国家安全保障担当)がこのほど、ロシアについて「西側ではなく中国に近づくことは大きな間違いだ」と述べたことを取り上げ、「辞任したにもかかわらず依然として中国とロシアの関係を挑発している」と報じた。

環球網によると、ボルトン氏はこのほど、ロシアメディア「RT」とのインタビューで、「ロシアの最大の安全保障は、東に近づくことではなく、西に近づくことにあると思う」とし、「中国と緊密に同盟することはロシアの長期的な利益にはならない」と付け加えた。

米国と北大西洋条約機構(NATO)の政策がロシアを中国の懐に飛び込ませているという指摘については、「プーチン露大統領が中国とより緊密に協力することを選択した」とし、「それはロシアにとって大きな間違いだと思う」と主張。「ロシアには、中国に喜んで売ることができるたくさんの石油と戦略核兵器があるが、ロシアは、今世紀の残りの期間にその多くを中国に投じるという非常に悪い決断をしている」と述べた。

さらに、ロシアが西側諸国ではなく中国を選択すれば、最終的にウラル山脈の東にあるロシアの領土の多くを失うことになる危険性があるとし、「これは、ロシアの観点から見た長期的な戦略的安定性を意味するものではない。この問題について考えているロシアの人々には、中国に近づきすぎる前に、じっくり考えてみることを勧める」とも述べた。

環球網はこうしたボルトン氏の発言を紹介した上で、13日に行われた「ロシアのエネルギー週間」の会合に出席したプーチン氏が、中国について「ロシアにとって最も信頼できる全面的な戦略協力パートナーだ。双方は各分野で成果に富んだ協力を保っている」と述べたことを伝えている。(翻訳・編集/柳川)