ドラフトと戦力外で鷹の支配下枠どうなった? 現状は5増4減で上限オーバー

ソフトバンク・長谷川勇也(左)と1位指名を受けた風間球打【写真:藤浦一都、川村虎大】

ドラフトで5人を指名したソフトバンクはバレンティンが退団、長谷川が引退

11日に行われた「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」では支配下で77人が12球団から指名を受けた。その一方で、第1次戦力外通告期間が進み、各球団が来季に向けた戦力整理を進めている。ここでは各球団のドラフト指名人数、現時点での支配下登録数を検証してみよう。

今回はソフトバンクだ。ドラフトではノースアジア大明桜高の風間球打投手の一本釣りに成功。2位で大学球界屈指の長距離砲である慶大の正木智也外野手、3位では高校生左腕の木村大成投手(北海)を指名するなど、バランス良く5人を指名した。

そして、支配下選手では18日に川原弘之投手、渡邉雄大投手の左腕2人に戦力外を通告。ウラディミール・バレンティン外野手の退団、長谷川勇也外野手が今季限りで現役引退と、現時点では4選手が支配下登録から外れることが決まっている。

ただ、現状で支配下登録選手は5増4減の71人となっており、更なる戦力整理が必要な状況にある。今季は、支配下登録67人で開幕を迎えており、それと同数にするとしても、あと4人は支配下から外さなければならない。股関節の手術で3年間、1軍登板なしとなっているデニス・サファテ投手らを候補に、数人が戦力整理の対象となりそうだ。

○ソフトバンク(支配下登録:70人)
・戦力外(支配下)
川原弘之投手
渡邉雄大投手

・退団
ウラディミール・バレンティン外野手

・現役引退
長谷川勇也外野手

ドラフト指名
1 風間球打(ノースアジア大明桜高)
2 正木智也(慶大)
3 木村大成(北海高)
4 野村勇(NTT西日本)
5 大竹風雅(東北福祉大)(Full-Count編集部)

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