サガテレビで熱血農業バラエティー番組「農カモン」スタート。10/23の初回ゲストはパラシュート部隊

STSサガテレビでは10月23日から“熱血農業バラエティー番組”がスタートする。番組名は「農家へカモン!」という意味の「農カモン」(土曜午後6:00、佐賀ローカル)。毎回異なるタレントが佐賀県内各地の農家を訪れ、ガチで農作業に挑戦。収穫や直売所での販売業務などのミッションをクリアして、絶品の“農家めし”を味わうことが目標だ。

同局の末次達也プロデューサーは「ふと、スーパーマーケットで手に取った野菜が『どのようにしてここまで届いたのだろう』と思ったのが、番組企画のきっかけです。調べていくうちに県内各地で作られている農作物は多岐にわたる過酷な作業を通して私たちの手元に届いていることが分かりました。農家さんからしたら『当たり前の作業』と言われそうですが…。この知らない世界をバラエティー番組という切り口で、著名タレントの農業ガチ体験を通して“農業大国・佐賀県”の魅力を県民の皆さまへ伝えたいと思いました」と説明する。ちなみに末次プロデューサーは2014年入社。同局の情報番組「かちかちPress」のディレクターを担当している。

そんなハードな内容となりそうな番組に挑む初ゲストは、同局制作番組にも初登場のパラシュート部隊(斉藤優、矢野ペペ)。伊万里市のナシ農家で10時間もの撮影を行った。ミッションはナシ500個の収穫だ。さらに、収穫後は直売所へ移動し、そこでも販売業務に従事する。ロケを終えた斉藤は「約10時間のロケ。『働いたな~!!』っていう感じですね。農家さんはスゴイよ! あと、番組の最後に“奇跡”が起こるんで! 感動的な曲、例えば(映画の)『アルマゲドン』あたりのBGMをつけてほしいっすね!(笑)」と要望。一方、相方の矢野は「気付いたらロケが終わっていたので、あっという間でした」と微妙に異なる反応だ。ただ「あと、斉藤が言っている“奇跡”はマジです。ぜひエアロスミス(「アルマゲドン」の主題歌を歌った)で、主人公がゆっくり登場する感じの演出をスタッフさんにお願いします(笑)」と同調する。

「どのような仕事にも全力で取り組むパラシュート部隊の姿を(以前から)拝見していて、熱血農業バラエティーの初回に相応しいと考えて起用しました。期待通り朝の6:30から約10時間の過酷なロケをガチで! 全力で! やりきってくれたお二人。彼らの心から出てくる“声”に注目してください!」と末次プロデューサーもロケを振り返り、手応えを感じていた。

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