都道府県魅力度ランキング、結果に一喜一憂? | 今週の気になる地方移住ニュースまとめ

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この記事では、10月10日から10月16日の間に配信された内容を元に、トピックを振り返っていきます。

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都道府県魅力度ランキング、結果に一喜一憂?

— ひと雨ごとに秋の深まりを感じますね。

本当ですね、朝晩は冷え込みます。みなさん体調を崩されたりしていないでしょうか。布団を食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋。行動制限も少し緩和された今、このよい気候の間に少し、疲れた心と体をリフレッシュしたいものですね。

— さて、今週はこちらの記事から見ていきましょう。

ニュース記事:北海道が1位となった都道府県魅力度ランキング、大阪は点数・順位ともに過去最高に

—毎年この時期恒例となっている「都道府県魅力度ランキング」の発表です。

北海道が13年連続の1位となりました。10位以内に関西から3府県がランクインしたことでも話題になっています。また、茨城県が47位にランクダウンし、最下位に返り咲いた(?)ことでも話題になりました。

— 茨城県の方が落胆しているのかと思いきや、「最下位の方が”おいしい”」とむしろ喜んでいるという声も聞こえてきます。

ブランディング的には「最下位」という価値がつくことの方が、かえって意義があったりしますよね。一方で、下位の44位に沈んだ群馬県の山本一太知事はこのランキングの根拠が不明として法的措置も考えると発言して物議を醸しています。

毎年メディアでも大きく取り上げられるこのランキング。各自治体でも、順位の変動が気にならないといえば嘘になるでしょう。この結果をどう捉え、どう今後の都道府県の魅力発信に反映させていくのか。はたまた気にすることなく独自路線を貫くのか。各都道府県の反応に着目してみるのもまた面白いかもしれませんね。

「よしもと住みます芸人」たちの移住生活

— 次はこちらの記事を見て見たいと思います。

ニュース記事:ほぼ無職の芸人が震災機に「福島移住」した深い訳

震災後の福島に10年住み、レギュラー番組を獲得し、今では「福島のタレント」として愛されるお笑い芸人「ぺんぎんナッツ」さんのインタビューです。

— 2011年に始まった、吉本興業の「47都道府県 あなたの街に“住みます”プロジェクト」。任命されたあと、どのように地域に溶け込んでいったのかがよくわかります。

記事によると、

「この10年で延べ213組328人のタレントが「住みます芸人」となり、地元のテレビやラジオに出演するだけでなく、ご当地のPRや、「まちおこし」に「村おこし」など地域活性化事業にも参加。これまでに就任した観光などの「大使」は313件、全国でのレギュラー番組は238本、担った地域活性化事業は800件を超え、現在も99組145人の住みます芸人が、全国で活動している。」

とのこと。

これは、注目すべき人数であり、影響力だと思います。

— ただでさえ縁もゆかりもない地で知名度をあげ、愛してもらえる存在となるのは相当なこと。中でも、被災直後の福島県に派遣されたぺんぎんナッツさんには、移住直後、なみなみならない不安感があったことが正直に伝わります。そこから、愛される存在になるまでの記述がすごく興味深かったです。

避難所からのラジオを任せられ「ぼくたちで本当にいいのか」と自問自答する中で、『福島では、若い人たちが離れていってるのに、わざわざ「住みます」って来てくれて、ありがとうね』 そんな言葉をかけられる。その、受け入れる側のあたたかさもさることながら、その想いに応えようとする彼らの素直な気持ちがよい作用となり、今の関係性を作って行けたのでしょうね。「人気はいつか落ちるし、飽きられる。けど、『愛されてる』ってのは、強いと思います」そんな言葉が非常に印象深く心に響きました。

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