今季限りでの引退を表明している阪神・中田賢一投手(39)が19日のヤクルト戦前に甲子園を訪れ、首脳陣やナインに別れの挨拶をした。
中日、ソフトバンクで通算100勝。昨季から加入した阪神での2年は未勝利に終わったものの、率先して練習に打ち込む姿は矢野燿大監督(52)ら首脳陣から高い評価を得ていた。
中田は「2年間、全力で野球をさせていただいたことへの感謝の気持ちと、まだシーズンが続きますので全力で応援します」と挨拶すると、集まったナインから拍手。最後はソフトバンク時代の同僚でもあるスアレスから花束を送られ、ナインに謝意を示した。