「再び選挙に身を呈する」バルトメウがバルセロナ会長再選に意欲

 バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ前会長は、再び立候補する意欲を見せた。

続投宣言から一転!バルトメウ会長が辞職を発表

 バルトメウは昨年10月、リオネル・メッシの退団騒動などクラブからの信頼を失い、不信任投票を行う前に電撃辞任を発表。しかしバルサ会長の座に再び就く意欲を見せていて、『Esport3』のインタビューで心境を語っている。「再び選挙のために身を呈する。クレには価値がある。それを変えたのがコロナウイルスだ。それ以来毒入りの聖杯になってしまった。リバプール戦敗北後に物事を評価しなかったのは間違いだった。私たちは世代交代しなければならなかったんだ。選手の声に耳を傾けたが、間違いだった。経済的に限界に達していた所に、パンデミックが起きたのだから」。

 またバルトメウは辞任するまでの最後の数年間の移籍を回顧し、キリアン・エムバペ獲得を試みていたと明かした。「エムバペとの契約はテーブルの上にあった。しかし監督たちがピッチを開放できる選手を求めたため、デンベレと契約した。私たちが契約した選手の中には期待に応えられなかった者もいる。コウチーニョが来たのはイニエスタが退団するからだ。デンベレはネイマールが退団したから来たんだ。グリエーズマンについては監督たちが求めたから、契約した。スアレスがよくケガしていたから加入が不可欠と考えたんだ」。

バルトメウがバルセロナ会長再選に意欲見せる Photo Quality Sport Images

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