松坂大輔に西武球場前駅が示した「感謝の気持ち」 1日限定“18番ホーム”や入場券登場

引退会見に臨んだ西武・松坂大輔【写真:宮脇広久】

かつての中吊りニュースを復刻し掲出

西武・松坂大輔投手が本拠地メットライフドームで現役最後の登板に臨む19日、最寄りの「西武球場前駅」に異例の光景が繰り広げられた。

【写真】「平成の怪物」最後の雄姿を球場の“入口”から盛り上げる 松坂一色に埋め尽くされた西武球場前駅構内の様子

5番ホームが松坂の背番号に合わせ、1日限定で「18」番ホームに模様替えした。そこに、松坂をはじめ歴代の西武名選手たちの画像を車両のボディーにあしらった「L-train」が停車。先頭車両のLED表示器には「ありがとう松坂 THANK YOU」の文字が現れた。

乗降客に公開された車内には、「松坂、箱根で自主トレ開始」「松坂大輔投手、新人王受賞」といった、かつての中吊りニュースが復刻され掲出された。乗降客には松坂へのメッセージをしたためるための付箋が配布され、車両内のメッセージボードやボディーに貼り付けられるようになっていた。

改札外では、「記念カード付き入場券」(税込み150円)も1人2枚まで、5000枚限定で発売され、長蛇の列ができていた。西武鉄道広報部の手老善課長補佐は「松坂投手と、応援のために西武鉄道を利用してくださったファンの皆様への感謝の気持ちです」と語っていた。

【写真】「平成の怪物」最後の雄姿を球場の“入口”から盛り上げる 松坂一色に埋め尽くされた西武球場前駅構内の様子

【写真】「平成の怪物」最後の雄姿を球場の“入口”から盛り上げる 松坂一色に埋め尽くされた西武球場前駅構内の様子 signature

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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