【フィギュア】やはり相性ピッタリ? 村元&高橋が「ぬり絵」の審査で奇跡を演出!

偶然にも兄弟の作品を選んだ村元(左)と高橋はビックリ(ユーチューブのスカイコート公式チャンネルから)

フィギュアスケートのアイスダンスで北京五輪出場を目指す村元哉中(28)、高橋大輔(35=ともに関大KFSC)の〝かなだいカップル〟が奇跡を起こした。

現在、2人は米フロリダを拠点に練習中。そのトレーニングの合間を縫って、サポートを受けるスカイコート株式会社の企画「おうちで楽しむぬり絵コンテスト」で特別審査員を担当した。氷上のアーティストらしく、細かい色遣いや絵心を感じながら応募作品を丁寧に審査。すべてに目を通した2人は優秀賞、準優勝、特別賞、スカイコート賞などを選出した。

しかし、作品に触れるうちに「ちょっとでも多く選びたい」(高橋)の希望で急きょ「かなだい賞」を設置。互いに1作品ずつ選んだところ、なんと2作品の応募者が実の兄弟だったことが後になって発覚した。村元は「名前は知らなかったんですけど。本当にビックリ!」と驚き、高橋は「発想力があってクリエーティブで楽しめるような雰囲気の作品をお互いに選んだので、過ごしていく中で似てきた部分かもしれない」と偶然の一致に笑顔を見せた。なお、このやりとりはユーチューブのスカイコート公式チャンネル「笑顔企画」の前編として公開中。後編は26日に配信される。

今後、2人はグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯(11月12~14日、東京・代々木第1体育館)に出場。12月の全日本選手権で北京五輪出場「1枠」を争う。

© 株式会社東京スポーツ新聞社