【新型コロナ】川崎市教委、ワクチン未接種の教職員にPCR検査実施

川崎市教育委員会

 川崎市教育委員会は19日、新型コロナウイルスワクチンを接種していない市立学校教職員を対象に、11月下旬以降、週1回PCR検査を実施すると発表した。再度の感染拡大の予兆や感染状況を早期に把握する狙い。期間は2022年3月まで。

 対象は、ワクチン未接種や、2回接種済みで呼吸器系基礎疾患があるなど高リスクの常勤教職員や再任用短時間職員。唾液検査の検査キットを週1回個別に配布し検査する。陽性となった場合は、早期にかかりつけ医を受診し、再検査を受けるよう促す。

 市教委によると、ワクチン接種を優先に対応したところ、11月には摂取率が9割を超える見通しという。一方、持続的に子どもの教育を受ける権利を保障するため、未接種者への検査を決めた。対象は450人程度の見通しという。

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