西武が松坂大輔の引退試合で最下位転落の皮肉 残り3戦で42年ぶり屈辱に現実味

西武・辻発彦監督【写真:荒川祐史】

残り3試合中2試合は“直接対決”

■日本ハム 6ー2 西武(19日・メットライフ)

西武は19日、本拠地・メットライフドームで行われた日本ハム戦に2-6で敗れ、日本ハムに抜かれて今季初の最下位に転落した。最下位のままシーズンを終えれば、西武が球団を買収し本拠地を福岡から埼玉に移した初年度の1979年以来の屈辱となる。残り3試合中2試合は、0.5ゲーム差の5位となった日本ハムとの“直接対決”。土俵際の獅子はうっちゃれるか。

奇しくもこの日は、松坂大輔投手の引退試合。先発した松坂は初回、相手の1番・近藤に5球を投じ四球を与えて降板。2番手の十亀剣投手が後続を断った。2回からは、今季開幕投手でエースとして一層の成長を期待される高橋光成投手が3番手で登板したが、3回に杉谷に先制適時打を許す。同点として迎えた5回には、野村に痛恨の勝ち越し3ランを被弾した。(Full-Count編集部)

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