ソウルADEX開幕、ブラック・イーグルスが展示飛行

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ソウルADEX 2021開幕前日のブラック・イーグルスの飛行

ソウル空軍基地を会場に、韓国で最大規模の航空見本市「ソウル国際航空宇宙・防衛産業展示会(ソウルADEX)」が2021年10月19日(火)、開幕しました。会期は10月23日(土)まで、最終日の土曜日は一般の入場も可能です。期間中は毎日、韓国空軍でKAI製T-50ゴールデン・イーグルで編成するアクロバットチーム「ブラック・イーグルス」が展示飛行を実施します。民間・軍事の展示会で、韓国軍の調達の動向も見えてくる展示会で、今回は特に大型輸送機の導入も注目されています。

ソウルADEXの主催者発表によると、440社が出展しており、このうち韓国からの出展が269社です。韓国からの出展の中には、ボーイング、BAEシステムズなど海外勢も入っています。次世代型戦闘機「KF-21 ポラメ」を開発している韓国航空宇宙産業(KAI)も参加しています。

今回の展示会で重きが置かれているのは、民間では空飛ぶ自動車関連、軍事では大型輸送機、F-15Kの近代化、E-737の追加取得などです。このうち、大型輸送機は、2014年にC-130Jを4機調達で終了していることから、エアバスA400M、ロッキード・マーティンC-130J-30、ボーイングC-17を候補として検討。予算を確保した上で、2022年に入札の告知が実施予定となっています。この調達の土台となる議論を行う予定です。

地上展示されたC-17グローブマスターIIIの上空を飛行するブラック・イーグルス

この展示会では、アメリカ軍が支援し、C-17グローブマスターIIIを地上展示するほか、韓国に配備しているU-2ドラゴン・レディとMQ-8ファイアスカウト、F-16ファイティング・ファルコンなどの展示飛行を予定しています。