アブ小林「俺が〝日本のミスター電流爆破〟だ」大仁田に米国同行を要求

アブドーラ小林(東スポWeb)

大日本プロレスの〝怪人〟アブドーラ小林(45)が、邪道・大仁田厚に理不尽要求だ。

大仁田率いるFMW―Eの24日神奈川・鶴見青果市場大会でミスター・ポーゴと組み大仁田、高木三四郎組との「ノーロープ有刺鉄線4面電流爆破+邪道ロケット+コーナー地雷爆破+電流爆破バット+電流爆破イス・デスマッチ」に臨む。この試合後、31日(日本時間11月1日)に米ニュージャージーのトレントン・サンダー球場でマット・トレモントと電流爆破戦を行う大仁田に向けて「簡単には行かせねーぞ」と怪気炎を上げた。

邪道潰しを予告する一方で「俺がやったほうがいいんじゃないか」と突然の提案。大仁田のメイド・イン・ジャパンの電流爆破戦が本格的に米国へ進出することになるが「俺も米国に連れていけ」と意気込む小林は「今年に限っては俺が〝日本のミスター電流爆破〟だ。米国のファンはメイド・イン・ジャパンの電流爆破が見たいんだろ? それにマット・トレモントはスキンヘッドで体形も俺に似てるし。なら俺がやったほうが喜ぶよ」。確かに少なからず説得力がある理由を整然と並べながら、米国同行を要求した。

2010年に米コンバット・ゾーン・レスリング(CZW)のデスマッチトーナメント出場の際に叫んだ「愛してまーす」が予想外に受けたことも忘れていないと言い「たぶん(新日本プロレスの)棚橋(弘至)さんより俺のほうが先に米国でやっているはず。米国のリングで再現をして盛り上げたい」と再びの米マットを熱望。果たして再進出のチャンスはやってくるのか。

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