優勝マジックを減らすことはできなかった。首位・ヤクルトは19日の阪神戦(甲子園)に0―11の大差で敗れた。先発・奥川が今季最短の4回途中を5失点と乱調。打線も相手先発・青柳を攻略できず、7回まで散発3安打に終わった。
2位・阪神との大事な一戦を2年目・奥川に託した高津監督は「しょうがないですね。そういう時もあるのかなと思いますね」と話した。初回に3点を先制されたが、2回以降は立ち直る気配を見せていた右腕。4回表が終わったところで降雨による26分間の中断があった。
指揮官は「多少影響あったかもしれないですね。足場も含めて。体ももちろん濡れますし、いろんな影響あったかもしれないですね」と語った。それでも指揮官は20日の阪神戦に向け「明日は新しい試合が始まるので、気持ち入れ替えて頑張りたいですね」と前を向いた。