井上尚弥 来年4月に国内でビッグマッチか 年末にも一試合

井上尚弥(東スポWeb)

ボクシング大橋ジムの大橋秀行会長(56)が19日、所属のWBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(28)の今後について言及した。

WBOアジアパシフィック&日本スーパーライト級王座決定戦などの主催興行で後楽園ホールに来場した大橋会長は、井上の次戦を「もうすぐ発表になると思う。国内? そうですね。近々発表となります」と、12月に国内開催となると明言した。

続けて「スポーツ庁との調整とかいろいろあるんでね。(新型コロナウイルス禍)がこのまま(快方に向かえば)ね。だから状況次第だけど、4月くらいにもビッグマッチにいく予定でいる。(4月も)国内で」と話し、来年4月にも井上のビックマッチを国内で開催する予定だという。

井上は同級主要4団体統一を目標に掲げるが、標的とするWBO世界同級王者ジョンリール・カシメロ、WBC王者ノニト・ドネア(ともにフィリピン)がそれぞれ指名試合の指令を出されていた。井上自身もSNSで「来年のビッグファイトに向けて今年は調整試合でもいいからやりたいよね」とコメントしている。構想段階ながらも、〝モンスター〟が国内で2連戦となれば、日本のファンにとっては朗報だろう。

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