堀野内智☆初めての地上波ドラマ「真犯人フラグ」について意気込みを語る!

現在放送中のドラマ「真犯人フラグ」(日本テレビ系)は、西島秀俊演じる主人公が、突然姿を消した妻子を取り戻すために奔走するノンストップ考察ミステリー。伏線と謎が張り巡らされた予測不能の展開に、第1話放送後から早くも話題となっている。

堀野内智は、今作で謎多き大学生起業家が経営するITベンチャー「プロキシマ」のアルバイト・土井光四郎を演じている。昨年、芸能事務所に入ったばかり。初めて受けたオーディションでこの役を射止めたという彼は、どのような人物なのだろうか。仕事観からプライベートに至るまで、じっくりと話を聞いた。

――このドラマで堀野内さんを初めて知る方も多いと思います。まずは自己紹介をお願いします。

「堀野内智です。自分はサッカー一筋でやってきて、何事も一生懸命にやるのがモットーで、何事にも全力で取り組みます。子どもっぽい顔をしているからか、意外と背が高いと驚かれることが多いです!(笑)」

――2020年に事務所に所属して、初めて受けたオーディションが「真犯人フラグ」だったと聞きました。

「すごく緊張して、前の晩は緊張して眠れなかったです。深夜までずっとオーディションの台本を読んでいました。でも、当日は自分の持っている力を全然出せなかったので、悔しい思いがありましたね。それから2週間後くらいに合格の連絡をいただいて、受かるはずがないと思っていたのでビックリしました。オーディションでは役柄がいくつかあって、その中の土井光四郎役をいただいたんですけど、受かることができて一安心な気持ちと、このままじゃダメだなっていう気持ちが半々であります。これを機にもっと頑張ろうっていう気持ちがさらに大きくなっていますね」

――連ドラに出演が決まって、ご家族や周りの人の反応はいかがでしたか?

「親に報告したら、まず『おめでとう!』って言われて、『まだまだこれからだから、あまり調子に乗らないように』と言われました(笑)。友達にはまだ言っていないです」

――撮影は、佐野勇斗さんほか「プロキシマ」の方達と一緒になることが多いと思います。現場の雰囲気は?

「皆さん優しくて、積極的に話してくださって、和気あいあいとしています。共演の方々が『他の現場と比べて、1回目の現場でこんなに仲良くなったのは初めて』って言っているくらい。自分が監督に注意された時とかは、先輩方が『ここはこういうふうにやった方がいいんじゃない?』っていろいろアドバイスをしてくださるので、心の支えになっています。現場に行くのが楽しいです!」

――その中でムードメーカーは誰なんですか?

「佐野勇斗さんもそうですし、青木瞭さんとBOBさんもすごく優しくてよく話し掛けてくださるので、その3人がムードメーカーですね。現場を盛り上げてくださっています! 待ち時間によく話していて、呼びやすいようにあだ名を付けることもやりました(笑)。僕は役名の土井光四郎の『土井っち』か『智』って呼ばれています。僕からは、『勇斗さん』とか『瞭さん』とか、下の名前に『さん』を付けて呼んでいます」

――堀野内さんが演じている土井光四郎の「ここを見てほしい」というところを教えてください。

「結構かわいげのある性格で、流行しているものに乗っかりたいタイプなので、そういう光四郎を見てもらえたらいいなと思います」

――堀野内さんご自身はどうですか?

「僕は流行に疎いんですよ! なので、この役を機に流行に乗れる人になりたいです(笑)。僕は、今どきの19歳と趣味がちょっと違うかなと思いますね。車の免許を持っているので、みんなでドライブに行ったり。あとはダーツやビリヤード、ボウリングで遊んだりしています」

――確かに、今どきの大学生とは遊び方が違うかもしれませんね。

「そうなんです、ちょっと違うんですよ! 高校生っぽいんですよね。僕も流行に乗りたいです(笑)」

――(笑)。堀野内さんは5歳からずっとサッカーをやってきて、高校は全国大会出場常連の強豪校に通っていましたよね。バリバリの体育会系から俳優の道に入った動機を教えてください。

「高校卒業と同時にプロサッカー選手になりたいという夢があったんですけど、もしそれがかなわなかったら大学ではサッカーをやらないと母に言っていたんです。高校3年生になってプロに行けなくて。大学どうしようかとなって、海外留学の選択もありましたが、コロナ禍で断念したんです。そんな時に、今の事務所の社長に会って、『やってみない?』と誘っていただきました。じゃあ、ここで頑張ってプロサッカー選手くらいビッグになれたらいいなと思いました」

――もともと、演技に興味はあったんですか?

「興味はありましたが、自分がいける世界だとは思っていなかったので。ちょっと今、演技している自分にびっくりしています、まだ慣れていないです。だから自分が出演している映像を見ると、“あ、演技してる!”って思いますね。やりがいを感じていますけど、まだまだ下手くそなんで…(苦笑)」

――では、お芝居で大変だなと思うところを教えてください。

「まず、台本を覚えるのがすごく大変です! いつも声に出して読んで覚えていますね。あと、やっぱり演技は緊張します、大変です。テンポ感も大事なんですけど、そこもまだ慣れないです」

――逆にお芝居が楽しいと思うところは?

「自分が思っていた通りの演技ができて、しっくりきた瞬間に“あ、楽しいな、よかったな”って思います」

――尊敬する俳優さんが二宮和也さんだと聞きました。それは今も変わらずですか?

「そうですね。もともと嵐が好きで、その中でも二宮さんが好きです。『検察側の罪人』(18年)という映画を見て演技がすごいなぁと思って、そこから二宮さんの出ている作品をずっと見ています」

――将来的にはどんな俳優になりたいですか?

「いろいろな役にハマれる俳優になりたいです。警察の役もできるし、犯人役もできるし、どんなキャラクターでも設定でもちゃんと演じられるような、いろんなバリエーションを持った役者さんになりたいです!」

――ここからプライベートのお話を聞きますね。お休みの日はどう過ごしていますか?

「家にいることが多いですね。大学に通っていて、課題がいっぱいあるので、土日はそれをやっています。あとは、さっきも言ったんですけど、友達とドライブするくらいですね。たまにコートを借りて、みんなでフットサルをやったりもします。あと、洋服が好きなので、買い物にも行きます」

――最近買って気に入っているアイテムを教えてください。

「もう夏は過ぎちゃっているんですけど、まだ暑かったので1枚欲しいなと思って、紺色の半袖ポロシャツを買いました。僕、結構いろんなジャンルのファッションをするんですよ。ダボっとしたスケーターっぽい格好もしますし、黒スキニーをはいて、コートを着て、スタイルが良く見える格好もしますし。いろんな服が似合う人になりたいです!」

――では最後に、堀野内さんがプライベートの生活で大切にしていること、仕事で大切にしていることを教えてください。

「ティーカッププードルのこむぎちゃんと、タイニープードルのあずきちゃんという元保護犬の2匹を飼っているので、家にいる時はなるべくたわむれることを大切にしています。13歳の年配なので、一緒にいられる時はそばにいるように心掛けています。仕事で大切にしていることは、やっぱりあいさつですね。サッカーをやっていた時も礼儀の部分はすごく言われて染みついているので。それは芸能界に入ってもしっかりしていきたいと思っています」

【番組情報】

「真犯人フラグ」
日本テレビ系
10月24日
日曜 午後10:30~11:25

凌介(西島)と瑞穂(芳根京子)が入手したドライブレコーダーの映像を調べると、赤い傘をさした女性と歩く篤斗(小林優仁)と光莉(原奈乃華)によく似た女子高校生の姿が。また。新居の基礎コンクリートからのぞく片足のローファーの正体は…。

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取材・文/依知川亜希子 撮影/尾崎篤志

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