再び暴挙「許せない」 小木の漁師、全11隻の無事確認 北朝鮮ミサイル

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一時帰港した中型イカ釣り船。日本海では北朝鮮のミサイル発射が相次いでいる=能登町小木港

 能登町小木のスルメイカ漁師からは19日、「北朝鮮の度重なる暴挙は許せない」と怒りの声が広がった。

 石川県漁協所属の中型イカ釣り船は、しけが予想されるため、3隻が小木港に一時帰港し、8隻が操業していた島根県の隠岐の島北西付近から同港に向かっていた。県漁協小木支所は全11隻の無事を確認した。

 能登半島沖の好漁場「大和堆(やまとたい)」周辺で繰り返される北朝鮮のミサイル発射に小木支所の山下久弥運営委員長(66)は「イカのいる場所が限られる中、このままでは安心して自由に操業ができなくなる。国には強い態度で臨んでほしい」と話した。小木港に一時帰港した第23輪島丸の佐藤幸二船長(43)も「日本漁船を脅かす行為はやめてほしい」と語気を強めた。

 日本海では、北朝鮮が9月15日と28日にミサイルを発射したほか、ロシアも10月にミサイル射撃訓練を通告していた。