三菱電機 6子会社統合でソフトウエア設計の新会社 長崎の2事業所含む

 三菱電機(東京)は19日、ソフトウエア設計子会社6社を来年4月1日付で経営統合し、グループ全体のソフトウエア設計を担う新会社を設立すると発表した。統合される6社には、長崎県に事業所がある三菱電機コントロールソフトウェア(神戸市)が含まれる。
 三菱電機によると、これまで各事業本部下にあった子会社を統合し、それぞれの技術や知見を結集する狙い。社会インフラや宇宙・防衛などの事業領域に対応する組織に再編し、グループ全体の経営基盤強化を目指す。
 新会社の名称は未定。社会インフラ、モビリティ(自動車機器)、電子システム、ライフ・インダストリー(空調機器など)の各部門が属する。資本金10億円。従業員数は約4700人。
 三菱電機によると、長崎市丸尾町と西彼時津町に所在する三菱電機コントロールソフトウェアの2事業所と従業員は新会社に移る方針。

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