米情報サイトのNBCスポーツ・エッジは19日(日本時間20日)に今季のエンゼルスを総括し、大谷翔平投手(27)を「地球上で最高の選手」と大絶賛した。
エンゼルスは77勝85敗でア・リーグ西地区4位で、プレーオフに進出できなかった。防御率はメジャー22位の4・69、OPS(出塁率+長打率)は同19位の0・717で、投打ともに精彩を欠いた。そんな中で上手くいったことの筆頭に「この地球上で最高の選手だった。46本塁打を打ち、マウンドでは9勝2敗、防御率3・18だった」と大谷の活躍を挙げた。
一方、残念だったトップは、主砲のマイク・トラウト外野手(30)がふくらはぎの負傷で36試合しか出場できなかったことだった。トラウトを「通常は地球上で最高の選手」と形容し、来季の復活を期待した。
そして「トラウトと大谷の最盛期を再び無駄にしないこと」を来季の目標をあげ、今オフの補強を必須項目とした。その中でも最優先は、大谷を含めた先発ローテーションの再編。3人を獲得する必要があると提言した。
今オフFA市場に出る先発投手は15勝を挙げたドジャースのマックス・シャーザー(37)、メジャー最多の248三振を奪ったブルージェイズのロビー・レイ(30)、14勝をマークしたジャイアンツのケビン・ガウスマン(30)ら候補が目白押しだ。それなりの資金も要するだろうが、ミナシアンGMの手腕が問われる。