韓国現代自動車がドイツ市場で輸入車1位に、全体でも5位の快挙...韓国で火災相次いだEVも好調

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欧州最大の自動車販売市場であるドイツにおいて韓国の現代自動車および(同傘下の)起亜自動車の販売台数が増加を続けている。

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ドイツ自動車工業協会(VDIK)によると、今年1~9月、現代・起亜車はドイツの輸入車販売で堂々の1位、ドイツ車も含めた順位でも5位(昨年9月は10位)となった。現代自動車は1~9月に7万9773台を販売した。これは前年同期より10.9%増加した数値だ。

起亜自動車の販売台数は4万9484台で前年同期比5.4%増加した。現代・起亜の合計販売台数は前年同期比8.7%増となる12万9257台となった。ドイツ全体の1~9月の自動車販売台数は約201万台であり、約6.5%が現代・起亜ということになる。

今年9月単月のドイツ市場のシェア1位はフォルクスワーゲン(3万1002台)である。その次にBMW(1万6487台)、ベンツ(1万3743台)、オペル(1万3222台)、現代自動車(1万359台)の順となっている。1〜4位はすべてドイツブランドだ。

現代自動車のロゴ

現代・起亜はドイツ政府のエコカー奨励政策に合わせ、電気自動車やプラグインハイブリッドモデルなど新モデルを大挙発売しており、それが功を奏したようだ。今年1〜9月に現代自動車の電気自動車のドイツ販売台数は1万8935台となり、前年比124.3%増となった。相次ぐ火災事故により韓国でリコールに追い込まれたコナEVも前年同月の2倍増となる1万3819台が販売された。

起亜自動車もソウルEVとニーロEVを投入し、同期間に合計6587台の電気自動車を販売。前年同期比で53.5%増加した。

現代自動車はオンラインショールームおよびサブスクリプションサービスなど非対面顧客体験チャンネルを拡大運営するなどオンラインマーケティングを強化している。

この統計や引用報道をみた韓国のネットユーザーからは、

「頑張ったと褒めても良い成績だね」

「我が国は見てくれが優先、ドイツはコスパが優先」

「あっちでは安いのに、こっちでは高く買わされるという大きな差があるんだな」

「…現代・起亜はEUに温室効果ガス分担金を1兆ウォン払わないといけないので、エコカーをどんどん輸出している…」

「いずれにしろ凄いことだ。安さで売れたとしてもドイツ市場で1位は簡単なことではない」

などのコメントがネット掲示板に投稿されている。

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