宮城3区に3人、初日の訴え 衆院選

© 株式会社河北新報社

 衆院選(31日投開票)は19日に公示され、宮城3区には3人が立候補した。各候補の初日の訴えを紹介する。(上から届け出順)

■「アベノミクスは失敗」 大野園子氏(立民)

 多国籍企業に勤務した経験を通し、経済格差が広がり、日本の国際競争力が落ちているのを実感してきた。実質賃金は下がったままで、アベノミクスは明らかに失敗だった。「新しい資本主義」と言うが、看板を変えただけで中身は変わってない。命と暮らしをないがしろにする自公政権を終わらせ、民主主義を取り戻すために、政権交代を果たさなければいけない。

■「宮城の発展、活動の原点」 西村明宏氏(自民)

 宮城の発展、東北の未来創生が政治活動の原点。仙台空港の滑走路延長や常磐自動車道の整備に取り組み、形になってきた。目的を持って絵を描くことが政治家に一番求められる。
 台風19号の復旧では、官房副長官として阿武隈川の治水対策を進め、農家へのグループ化補助金を適用した。国土強靱(きょうじん)化や米価の維持、全世代型の社会保障もしっかりと進めていく。

■「司法制度に問題あり」 浅田晃司氏(無所属)

 日本の司法制度にはさまざまな問題点があることを訴えたい。裁判の前に結論を出し、証拠調べをしないでありもしない事実認定をする。裁判所の違法行為を明らかにしなければならない。中国とロシアの艦艇が近づくなど日本の安全保障環境は緊迫化している。攻められたら戦わざるを得ない。戦後に押し付けられた憲法を改正し、国を守るため交戦権を明記すべきだ。

https://cona.kahoku.co.jp/senkyo/miyaginosenkyo/

大野 園子(おおの・そのこ)33歳 立民・新 東京都出身。早大第一文学部卒。外資系の米デュポン社、ケマーズ社などを経て、2021年1月から立憲民主党宮城3区総支部長。20年4月から東京大公共政策大学院に在籍している。
西村 明宏(にしむら・あきひろ)61歳 自民・前・5期 北九州市出身。早大大学院政治学研究科修了。故三塚博元蔵相の秘書を経て2003年初当選。内閣府政務官や国土交通・内閣府・復興副大臣などを経て、安倍内閣で官房副長官を務めた。19年から党県連会長。
浅田 晃司(あさだ・こうじ)74歳 無・新 奈良県大淀町出身。中大通信教育課程中退。航空自衛官、日本航空の整備士を経て、1987年に丸森町の製造系企業に入社。航空専門学校の講師も務め、2003年からは同町内で農業を営む。