20日、熊本県の活火山・阿蘇山が噴火し、ネット上も騒然となっている。
噴火は午前11時43分ごろに起こり、その瞬間の映像も撮影されており、ニュースでも流れている。
ツイッターではトレンド1位に。阿蘇山は過去に何度か噴火しており、近年では2016年10月に1万1000メートルの噴煙を上げ、今回同様、警戒レベル3(入山規制)の規模となっている。
しかし、今回はコロナ禍など様々な不安要素もあり、ツイッター上には「最近では地震も多いし、ドラマで日本沈没したり」「不安しかない」と今後を心配する投稿が多数寄せられている。
20日放送の読売テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」でもこの話題を取り上げた。産総研の活断層・火山研究部門の山元孝広研究部門長は「規模としては珍しくない。現在は落ち着いている」とする一方「長期の火山活動が予想される」とし、火砕流への注意を呼びかけた。
阿蘇山は今月13日から火山性微動の振幅が大きくなり、警戒レベルを2に引き上げていた。