【CLプレビュー】勝利遠ざかり暗中模索のマンU… チェルシーはスウェーデン勢との対戦で負けなし

 開幕前の期待とは裏腹に、勝利が遠のき不穏な空気が漂うマンチェスター・ユナイテッド。UEFAチャンピオンズリーグ王者チェルシーは、グループステージを勝ち越しで折り返したいところだ。

マンUが4発黒星でアウェイ無敗記録がストップ… チェルシーは完封勝利で首位キープ » SPOZONE

グループF
マンチェスター・ユナイテッド vs アタランタ
・両チームはこれまでどの大会でも対戦した事がなく、マンUにとって7番目に対決するイタリア勢に。
・マンUはイタリア勢とのCLホームゲームで、2018年10月のユベントス戦を除き7試合で6勝を残している。
・オーレ・グンナー・スールシャール監督はCLを指揮した12試合で7敗を喫している。イングランドのクラブで10回以上CLを指揮した監督の中では、ワーストとの敗北率だ(58%)。
・クリスティアーノ・ロナウドはCLで対イタリア勢23試合で18ゴールを挙げており、より多くの得点を決めているのはドイツ勢のみ(28得点)。またイタリア勢と対戦するのは、2018年4月CL準決勝のユベントス戦以来となる。

グループH
チェルシー vs マルメFF
・両者が最後に対戦したのは2018-19シーズンUEFAヨーロッパリーグのラウンド32で、チェルシーが2戦合計5-1で次ラウンド突破を決めた。
・チェルシーはUEFAの大会でスウェーデン勢に負けた事がなく(3勝3分)、1971-72シーズンと1998-99シーズンのカップウィナーズカップで勝ち越している。
・CLグループステージのホームゲームで、チェルシーはここ48試合で2敗しかしていない(33勝13分)。トーマス・トゥヘル監督もCLのGSホーム戦では、過去13試合ではパリ・サンジェルマン時代にマンUに敗れた一度だけだ(10勝2分)。
・トゥヘル監督がCLでチェルシーを指揮するのは今節で10試合目となり、喫した失点はわずか3つ。マルメでクリーンシートを達成すれば、ACミラン時代のファビオ・カペッロやレアル・マドリードのジョゼ・モウリーニョと並んで就任10試合で最少失点となる。

チェルシーやマンUがホームで勝利を狙う Photo Julian Finney

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