【柔道】GS制覇の古賀若菜 有観客パリ五輪会場に「気持ちが高ぶっていい試合できた」

オンラインで取材に応じた古賀(東スポWeb)

柔道のグランドスラム(GS)パリ大会で優勝した女子48キロ級の古賀若菜(20=山梨学院大)が20日、オンラインで取材に応じ「常に3年後のパリ(五輪)を意識して練習していたので、いいスタートが切れました」と感想を語った。

東京五輪後初の国際大会となった今回、日本は東京五輪代表が出場しなかったものの、パリ五輪と同じ会場で20歳が存在感を発揮した。「コロナ前と変わらないぐらいの観客で自分は気持ちが高ぶっていい試合ができたと思います」。試合内容にも満足しているようで「全試合一本で勝つことにこだわって、技ありだけの試合もあったんですけど、この大会で優勝できたことがうれしい」と振り返った。

同級は渡名喜風南(パーク24)が東京五輪で銀メダルを獲得し、角田夏実(了徳寺大職)が今年6月の世界選手権を制覇。古賀は「2人を倒さないと五輪には出られないので。角田さんには3敗しているので、もっと研究して勝ちたいと思います」と力を込めた。

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