【ZOZOチャンピオンシップ】松山英樹が厳しい自己評価「マスターズが10なら1もないくらい」

松山英樹(東スポWeb)

男子ゴルフの松山英樹(29=LEXUS)が、米ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」(21日開幕、千葉・アコーディア習志野CC)を前に厳しい自己評価を下した。

昨年は新型コロナウイルス禍で米国本土開催だった大会が、2年ぶりに日本に戻ってきた。20日に公式会見に臨んだ松山は「2年ぶりの習志野は楽しみ。東京五輪は無観客でファンの方の前でプレーできなかったが、今回は(ギャラリー数の)上限があるけど、いいプレーを見せられるように頑張りたい」と意気込んだ。

2019年大会は優勝したタイガー・ウッズ(米国)に及ばず2位。優勝への気持ちは強いが、調子は決して良いとは言えない。「ショット、パッティング、アプローチも全部、自分が求めているレベルではない。(優勝した4月の)マスターズが10だとしたら、1もないくらい。苦しい戦いを強いられると思う」

実際、米本土で開催された先週の「CJカップ」は59位、2週前の「シュライナーズチルドレンズ・オープン」は67位と納得のいくゴルフができていない。「昨シーズンはマスターズで優勝したが、なかなかトップ10に入れなかった。今季は安定性を出そうと思ったが、安定しているとは言いがたいプレーが続いている」

それでも「日本開催だし、今週をきっかけにいいプレーをできるようにしたい。少しでもいいところで回りたい」。松山の自己評価が辛口なのはいつものこと。日本のファンの前で好プレーを期待したいところだ。

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