11連敗阻止なるか…巨人先発・山口俊が初回2失点もウィーラー即帳消し弾

2回、同点2ランを放ったウィーラーはナインとハイタッチ(東スポWeb)

今度こそドロ沼脱出なるか。巨人が20日のDeNA戦(横浜)で先制を許すも、すぐさま試合を振り出しに戻した。

先発した山口俊投手(34)が立ち上がりにつかまった。初回は桑原、楠本こそ内野ゴロで打ち取って二死としたが、佐野に二塁打を許すと牧の右前適時打、宮崎には右翼フェンス直撃の適時二塁打の3連打で2点を献上した。

いきなり暗雲が垂れ込めたが、この日は打線が即座に反撃。2回先頭の岡本和が中前打で出塁すると、ゼラス・ウィーラー内野手(34)が上茶谷の初球のスライダーを引っ張って左翼スタンドにぶち込んだ。貴重な15号同点2ランを放った陽気な助っ人は、ベンチに戻るとハイティンションでナインとハイタッチ。引き分けを挟んで10連敗中の巨人は、ここから流れを引き寄せられるか。

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