ドロ沼巨人の“救世主”丸「ずっと苦しかった。僕としてもうれしかった」

7回、ホームランを放つ丸(東スポWeb)

巨人・丸佳浩外野手(32)が20日のDeNA戦(横浜)で大仕事をやってのけた。

2―2の7回に右翼ポール際へ決勝の21号ソロ。リリーフ陣も無失点で抑え、引き分けを挟むチームの連敗を10でストップさせた。一発を放った後は、ベンチ前でナインと「丸ポーズ」を決めて大喜び。試合後、丸は「ずっと苦しかったので。ああいうところで一本ホームランが出て、ベンチとしても僕としてもうれしかった」とかみ締めた。

ただ、大前進したCS進出に向けてもチーム状態をさらに上向かせる必要がある。残る公式戦は首位・ヤクルトとの2試合(23日=東京ドーム、24日=神宮)のみ。丸は「そこ(CS)に向けて、残り2試合しっかりとした形を出していかないと。僕らは挑戦者。しっかりと相手に立ち向かっていけるような、そういう2試合にしたい」と力を込めた。

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