【世界体操】東京五輪「金」橋本大輝 個人総合&4種目で決勝進出 最大5つのメダルへ

橋本大輝(写真:アフロスポーツ)

とてつもない男だ。体操の世界選手権(20日、北九州市立総合体育館)の男子予選が行われ、東京五輪の個人総合&鉄棒金メダルの橋本大輝(20=順大)が6種目で計88・040点をマークし、予選トップで個人総合決勝進出を果たした。

東京五輪に続く個人総合制覇へ王手を懸けたばかりか、世界に誇るオールラウンダーらしく種目別でも床(5位)、あん馬(4位)、平行棒(5位)、鉄棒(1位)と6種目中4種目で決勝に進出。最大5つのメダルの可能性を残している。

一方、ロンドン&リオ五輪個人総合金メダルで東京五輪代表の内村航平(ジョイカル)は鉄棒5位で予選通過し、橋本と〝新旧王者対決〟を行う。予選で5種目に出場した萱和磨(セントラルスポーツ)はあん馬(7位)、平行棒(8位)で決勝進出。スペシャリストの南一輝(仙台大)は床(3位)、米倉英信(徳洲会)は跳馬(4位)で決勝にコマを進めた。

なお、男子の個人総合は22日、種目別は23、24日に行われる。

© 株式会社東京スポーツ新聞社