森本稀哲「プロの世界で最後に真剣勝負。見応えあった」斎藤佑樹の7球を語る

引退試合の裏舞台を披露!

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野球解説者で北海道日本ハムファイターズOBの森本稀哲がSTVラジオ『ひちょりのWA!!』で、17日(日)の斎藤佑樹投手の引退登板の「最後の7球」について、元同僚でありチームの先輩としての考えを披露しました。

森本:けっこう驚いた方もいると思うんです、ボールがあまり速くない。むしろ、プロ野球選手生活で見たこと無いような速さだったと思うんですけど、その中でも、まずはストライクをポンと取ったじゃないですか。そして、けっこう変化球を投げたんですよ。あれを見て「ああ、色気出してるなぁ」って思ったんです。引退試合なんだから真っ直ぐだけで行けば良いのに、先に追い込んだモノですから、やはりピッチャーの勝負魂に火が付いたんでしょうね。変化球で打ち取りたいって。

森本:フォークも投げてたし、ツーシームも投げてたし、その辺が、終わって見れば「いいピッチング」だったんじゃないかなと思います。結果はファアボウルでしたけど、最後にプロの世界で真剣勝負やったんですから、あの状態で。そう言う意味では、僕は、見応えあった7球でしたね。

吉川アナ:栗山監督も、バッファローズに「斎藤佑樹が出ても、真剣勝負でいいんだ」と。もちろん(バッファローズは)優勝もかかってますから。

森本:僕、それを聞いて思ったんだけど、そのひと言。まあ、栗山監督としては配慮をしたんだろうけど、全く要らないんですよ。バッファローズだって、そんなつもり全く無いんだから。バッファローズはガチガチの勝負で来てますから。それを含めて、真剣勝負で投げられるっていいなぁって思いましたけどね。

吉川アナ:セレモニーもそうでしたけど、ファームの若手あっちが…

森本:笑ったねぇ、俺。

吉川アナ:清宮?

森本:そう。幸太朗の歌ってるの、めっちゃ面白かったし、けっこう(歌も)上手かったし。あれは笑いましたね。

この後は、6年前の自らの引退試合でのエピソードや裏話を披露します。斎藤佑樹も、そして森本稀哲も"持ってる"選手は、最後の最後まで"何かを持ってる"ものだなと思わせる話が盛りだくさんです。

今年は「ハンカチ世代」の斎藤佑樹と、「松坂世代」の松坂大輔が、ともに引退…プロ野球の大きな世代交代のシーズンとなりました。

STVラジオ『ひちょりのWA!!』(毎週月曜 21:30~22:00)

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ひちょりのWA!!

放送局:STVラジオ

放送日時:毎週月曜 21時30分~22時00分

出演者:森本稀哲、吉川のりお(STVラジオ)

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ファイターズの人気者で日本一にも貢献!現役引退後は野球解説者としても活躍中の森本稀哲がお送りする熱血トークバラエティ!野球の話はもちろん、人と人との「輪」を大切にしながら様々なジャンルで頑張る人たちにスポットを当てていきます。
森本稀哲が吉川のりおアナと共に、月曜の夜の北海道をに義山に楽しく盛り上げます!

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