「ふくべランタン」でハロウィン盛り上げ 壬生の「蘭学通り」

ふくべランタンで飾り付けられた自成館

 【壬生】町役場近くの「蘭学通り」で、「まちなか蘭学通りハロウィン装飾」が始まった。地元商店20店舗にユウガオの実「ふくべ」で作った「ふくべランタン」を飾り付け、観光パンフレットが置かれている休憩施設「自成館」と「夢浪漫」に撮影スポットを設置している。31日まで。

 町内商店街の若手有志らでつくる「ハロウィンナイト実行委員会」が主催。同委員会は2018年から、地元を盛り上げようとふくべ細工を使ったイベントを開催している。

 20日は、とおりまち保育園の園児が散歩で自成館を訪れた。園児は、つり下げられた骸骨のようなランタンや風船に大興奮。飾りを見上げ、「お父さんに似てる」「クモがいた」と指を差し、はしゃいでいた。

 同委員会の水井正行(みずいまさゆき)さん(45)は「今年の自成館は立体的な装飾にこだわりました。ぜひ写真を撮りに来てください」と呼び掛けている。

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