巨人の最年長野手・亀井が引退を発表 生え抜き17年目の精神的支柱

巨人の亀井善行

巨人は21日、亀井善行外野手(39)が今シーズン限りで引退することを発表した。

亀井は2004年のドラフトで4位指名を受け中央大から入団。ここぞという時の勝負強さで着実に出場機会を増やしていった。

09年にはWBCの日本代表としてプレー。チームの精神的支柱として存在感を見せ続けた。

昨年1000安打をマークした亀井はプロ17年目を迎えた今季に「ケガしないこと。数字とかそういう目標はないですけど、しっかり体を作ってチームの力になれるようにしたい」と臨んでいた。

その言葉通り背番号9はプロ野球史上初の開幕戦での代打サヨナラ本塁打をマーク。6月には通算100本塁打を達成した。91試合で打率2割1分6厘、3本塁打、17打点の成績。今月12日の阪神戦(東京ドーム)で左ふくらはぎに死球を受け翌13日に登録を抹消されていた。

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