衆院選 長崎2区 加藤竜祥候補(41)=自民・新= 1次産業の活性化を

加藤竜祥候補

 島原市出身。「故郷島原半島を考え、思い、長崎県のために身を粉にして働きたい」と決意を燃やす。
 県議だった父の姿を見て育ち、当たり前のように政治が身近にあった。東京の不動産会社勤務を経て、2010年に安倍晋三元首相の私設秘書となり、自らも政治の世界へ。「初心を忘れるな」。安倍元首相に当時よく言われた言葉を今も胸に刻む。
 「『創。』十策」を掲げ、「1次産業の活性化が地方、国の繁栄を支える」と訴える。農林水産業振興、地域高規格道路「島原道路」や「西彼杵道路」などの社会資本整備推進、国営諫早湾干拓事業の開門問題など地域の懸案解決へ意欲を見せる。
 政治信条は「千里同風(せんりどうふう)」。父から受け継いだ言葉で「千里四方、世の中すべての人が等しく穏やかで、公平な幸せが行き渡る社会を目指す」との思いが込められている。趣味は高校時代に打ち込んだバスケットボール。「1歳の長女と過ごす時間が心の安らぎ」と笑う。

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