前代未聞の"愚痴"症例集『人間愚痴大全』発売! 夏目漱石・豊臣秀吉・渋沢栄一・ナイチンゲール、言わずにいられなかった本音150篇!

株式会社小学館集英社プロダクションは、 福田智弘氏の新著『人間愚痴大全』を10月21日(木)に発売。

不思議と勇気が出てくる、 人類の「愚痴」症例集

愚痴をこぼすのは、 やっぱりよくないのか。天才と呼ばれる作家に芸術家、 世界を変えた政治家に勇猛な武将まで、 歴史に名を残す人物たちも、 実は「愚痴」をこぼしながら生きていた。歴史・文学研究家の福田智弘氏が膨大な資料から、 記録として残る不平不満を調査。 夏目漱石から豊臣秀吉、 渋沢栄一にナイチンゲールまで、 彼らが言わずにおれなかった本音150篇を収録。

異性関係、 お金、 才能……、 悩みは現代人と同じ

本書の魅力は、 その人物の偉業やイメージとはまったく異なる本音とリアルな人物像が見えること。 たとえば、 「今日も飯はうまくない」(正岡子規)「俺は、 棄てられたのだ!」(中原中也)「しみじみ嫌になる」(菊池寛)「ドモナラヌ」(岩倉具視)愚痴の言葉だけでなく、 その言葉が出るまでの経緯や当時の生活事情など、 教科書には決して載らない知られざる背景を1篇のストーリーとして紹介。 愚痴の内容は、 女性への未練にはじまり、 お金の無心や仕事の焦り、 家族への恨みや健康の心配など、 現代人と変わらない、 大小さまざまな不平不満。 あの有名人の、 笑えるほどに情けない姿の数々。 読むほどに勇気がわいてくる、 どん底に見る人生エンタテイメント書。

自分の年齢で、 あの人は何をグチったのか

本書は、 20代から60代まで、 その愚痴をこぼした当時の年齢順に構成。 カエサルも、 夏目漱石も、 30歳前後で「俺はまだなにもしていない。 人生、 これでよいのか」と悩み、 40代になると、 白髪頭を気にする人が多くなるなど、 自分の年齢の時、 どんな人が何に悩んでいたのか、 不満を持っていたのか、 わかりやすく読むことができる。

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