【レビュー】ローベンスの薪ストーブ「コバク テントストーブ」の魅力&薪ストーブの選び方を紹介!

寒くなる晩秋や冬キャンプに欠かせないアイテムといえば暖房ですが、その中でも圧倒的な火力を誇るのが薪ストーブです。そして薪ストーブ選びで意外と重要なのが「煙突の長さ」!今回は薪ストーブの選び方のポイントとともに、筆者が愛用するローベンスの薪ストーブ「コバク テントストーブ」の魅力を紹介します!

ローベンスの薪ストーブ「コバク テントストーブ」は暖かさ・デザイン・使い勝手も優秀!

【ローベンス・コバク テントストーブ】

  • サイズ:高さ…345㎝
  • 収納サイズ:48 x 25 x 26 cm(縦・横・高さ)
  • 素材:スチール
  • 重量:14kg
  • 付属:収納バッグ・グローブ・テントプロテクター(13cmφ)
    スパークアレスター・煙突パイプ(6cmφ)※バッフルコントロール弁付

筆者が愛用する薪ストーブはローベンスの「コバク テントストーブ」。

真冬のキャンプでも暖かいのはもちろん、鍋料理などの調理も同時にできてとても便利です。

組み立ても簡単で、ストーブ内に煙突を収納できるなど持ち運びしやすいのも魅力!

今回は薪ストーブの選び方や、「コバク テントストーブ」を実際に使用してみて感じたメリットなどを分かりやすく紹介していきます。

ローベンスの薪ストーブ「コバク テントストーブ」は冬用テントと相性バッチリ!

筆者撮影

冬キャンプで薪ストーブを使用する際に重要になるのが、テントの素材や形状です。

最近の冬用テントといえば、ポリエステル系に比べて難燃のTC(ポリコットン)素材が多く、気温が冷え込む冬の結露に対しても強いです。

また、形状は大人数にも対応でき快適性も高いベル型テントや、テント内でも立てるほどの高さがあるティピー型テントが人気です。

ではベル型テントやティピー型テントの中に薪ストーブを設置すると、テント内はどうなるのでしょうか?

筆者の愛用する2つのテント内に「コバク テントストーブ」を設置した様子をご紹介します。

サイズ感や雰囲気など参考にしてみてくださいね!

※テント内で薪ストーブを使用する際は必ず充分な換気を行い、一酸化炭素チェッカーを使用するなど、一酸化炭素中毒にご注意ください。

「コバク テントストーブ」×ベル型テント(ローベンス・クロンダイク)

筆者撮影

筆者が冬にファミリーキャンプで利用しているのが、ローベンスベル型テントの「クロンダイク」です。

はじめから薪ストーブが設置できる煙突ポートがあるので、まさに薪ストーブにぴったりなテント!

サイズは縦3,900㎜×横4,000㎜×高さ2,700㎜になっており大人数のキャンプにも対応しやすく、外周部の立ち上がり高さは600㎜あるので、室内空間は広いです。

そのため、外が寒い冬キャンプではテントに籠っていても家と変わらない使い方が出来ます。

▼ローベンス「クロンダイク」はこちらの記事でも紹介しています!

「コバク テントストーブ」×ティピー型テント(テンマクデザイン・サーカスTCDX)

筆者撮影

筆者が冬にソロキャンプや少人数キャンプで利用しているテントは、テンマクデザインの「サーカスTCDX」です。

サイズは縦4,200㎜×横4,420㎜×高さ2,800㎜になっており三角形の形状なので、地面から斜めにテントが立ち上がっており、デッドスペースが多いですがスカートも搭載されており、冬の冷気を防いでくれます。

そして、フロア部分を地面のままにする事で、撤収時も簡単です。

▼テンマクデザイン「サーカスTCDX」の詳しいレビューはこちらの記事を参考にどうぞ!

【薪ストーブ選びの注意点】テントの高さよりも煙突の高さを高くしよう!

筆者撮影

冬用テント代表的な形状が分かったところで、注目してほしいのは薪ストーブとテントの高さです!

ローベンスクロンダイクは高さ2,700㎜、テンマクデザインの高さは2,800㎜になっています。

重要なのは、薪ストーブの煙突の高さがテントの高さよりも高いこと。

薪ストーブの煙突から煙と一緒に黒いススも排出されるため、煙突長さが低いと大事なテントが汚れてしまいます。

そして、テントを真っ黒なススで汚さないようにする為には、最低でもテント高さより300㎜以上は高く薪ストーブの煙突を設置しましょう。

その点、ローベンスの「コバク テントストーブ」は煙突の長さが3,450㎜と、長めのつくりになっています。

テント高さが2,700㎜のクロンダイクより750㎜も高く、風が拭いていればテントにススが付着する確率は軽減出来ます。

また、煙突にはテントプロテクターが付いてくるので、すぐにテント内で薪ストーブの利用できます。

ローベンスの薪ストーブ「コバク テントストーブ」のオススメポイントをレビュー!

筆者撮影

それでは、「コバク テントストーブ」を実際にキャンプで使用してみて感じたオススメポイント5つをご紹介していきます!

【メリット1】持ち運び便利!

筆者撮影

収納サイズは縦480㎜×横250㎜×高さ260㎜で、標準の付属煙突8本が薪ストーブ炉内にそのまま収納できます。

素材はスチール製で14㎏と決して軽くはないですが、収納バックにテントプロテクターと一緒に収納できるので持ち運びはしやすくなっています。

そして、薪ストーブの火力調節をするバッフルコントロール弁付煙突以外の煙突は7本あり、テントの高さに合せて煙突長さを調整出来るので、テントの買い替えの時に便利です。

【メリット2】同時調理にも便利!

筆者撮影

寒い冬場には温かいキャンプ飯を食べたい物ですが、箱型の薪ストーブのメリットは同時調理に適している事です。

調理器具にもよりますが、お湯を沸かしながら、ステーキを焼き、アヒージョを作りながら、薪ストーブの放射熱でピザも焼けます。

また、別売りの「ベーリング ウォーターヒーター」を使用するなら、あと一品調理が出来そうですね。

【メリット3】ブラックアイアンが映える!

筆者撮影

スチール素材のコバクテントストーブですが、シルバーのステンレス素材と違ってブラックカラーがテント内に映えます。

ブラックカラーは他のキャンプギアにも多いので、カラーコーディネートがしやすいメリットがあります。

特に、薪ストーブまわりに活用できる焚き火テーブルは基本的にはブラックカラーなので相性が良いですよね。

【メリット4】煙突が長いから放熱力抜群!

筆者撮影

北軽井沢で冬キャンプをした際に外気温はマイナス10℃という極寒状態でしたが、コバクテントストーブは煙突長さがあり、テント内で露出している煙突部分からの放熱も室内を暖めてくれます

また、ガラス戸から炎を見る事ができて焚き火のように癒され、吸気口の調整も簡単ですから火力の維持にも助かります。

そして、一般的に市販されている400㎜の薪もそのまま利用できるので、暖房器具としては優秀です。

【メリット5】灰受けがあるから掃除が簡単!

筆者撮影

薪ストーブは薪の消費が多く、その分燃え尽きた灰の量も大量です。

一般的な薪ストーブの場合は、灰を掻き出すように掃除する事になりますが灰が巻き上がり、テント内に灰を巻き散らす事に繋がりかねません。

その点、コバクテントストーブは灰受け皿が付いており、連泊で冬キャンプをする際にも掃除が便利になっています。

ローベンスの薪ストーブ「コバク テントストーブ」をオススメしない人

筆者撮影

冬のキャンプの暖房器具としては、一見優秀な薪ストーブのローベンスのコバクテントストーブですが、以下の方にはオススメできません。

設営&撤収に時間をかけたくない人

筆者撮影

コバクテントストーブの欠点というか薪ストーブ全般の問題なのですが、当然ながら薪ストーブを設営したり撤収するには時間がかかります。

もちろん、煙突内部のススを取ったりと掃除する時間が掛かるので、手軽な暖房として石油ストーブを利用している方も多いと思います。

筆者も昔は石油ストーブを使っていましたが火力が弱く、薪ストーブを一度使うと設営&撤収に時間が掛かりますが、圧倒的な火力の虜になり石油ストーブには戻れなくなりました。

暖を取るのに手間をかけたくない人

筆者撮影

ローベンスのコバクテントストーブは薪ストーブですから、薪をくべ続けないと火力を維持できませんので、定期的に薪の投入をする必要があります。

これは、焚き火も一緒ですがこの手間をかけれない方にはオススメ出来ません。

また、冷え込みの厳しい寝起きの時間にも、火起こしが必要になるのは他の暖房器具にはない手間かもしれませんね。

ローベンスの薪ストーブ「コバク テントストーブ」の評判・口コミ

SNSではデイキャンプで活用している方もいました。

黒のストーブがかっこいいですね!

ローベンスの薪ストーブ「コバク テントストーブ」があれば雪中キャンプもできる!

筆者撮影

冬場は寒く、雪の中でのキャンプはローベンスのコバクテントストーブを手に入れるまでは、とても考えられませんでした。

ですが冬は本来空気も澄んでおり、遠くまで見渡せ綺麗な風景を楽しむには最適です。

薪ストーブの高火力があれば雪上での冬キャンプも寒さでの問題は無くなりますので、真冬でも楽しくキャンプライフを楽しめますよ。

▼その他のオススメ薪ストーブはこちらの記事で紹介しています!

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