韓国紙「日本語由来の言葉が韓国で多く使われる」「どれだけ恥ずかしいことか...イカゲームでも...」

韓国紙が、韓国で使われる用語に日本語および日本式外来語の影響が強いことを指摘し、これを嘆いている。

参考記事:韓国紙「壊れた韓国社会は日本の残滓が原因」「政治・法律・教育に今も埋め込まれている」

イーデイリーは21日、イ・ゴンボム=ハングル文化連帯代表の寄稿文『日本とカンブ結ぶ英語乱用』を掲載しした。

イ代表は、ネットフリックスで視聴率世界1位を記録した「イカゲーム」において「カンブ」という言葉が話題になっているとし、メンコやビー玉遊びをする時にこれを共有する仲間を意味するこの隠語をついて、「最近出会った一部の人々の証言をもとに推定してみると、日本語の《株式》(かぶしき)の《株》が変形した言葉である可能性が高い」と指摘する。

イ代表は、「韓流の絶頂ドラマになぜ日本の言葉がと思うだろうが、私たちの生きてきた都合によってそうなった」とし、「ドラマのタイトルである《イカゲーム》も、一部の韓国の町では《イカカイセン》と呼ぶ」と述べ、これが戦いを開始するという意味の日本語の「開戦」から来た言葉であることも伝えた。イカゲームという遊びが日本植民地時代に「カイセン」と呼ばれた習慣があったとの推定もあるという。

イ代表は、「韓流と国粋により今は日本を超えたと思う」としつつ、「しかしながら、日本が私たちに陰に陽に与えた影響がどれほど大きいか驚くことが多い」と述べ、「メディアや公共機関、企業で使う英語も日本で多く使われているという事実は、衝撃に違いない」と指摘した。

画像:イカゲームのワンシーン/Netflix

例としてイ代表は、「チャレンジ」「スペック」「スケールアップ」「レベルアップ」などの英語を挙げ、「本来の意味とは異なって、日本が自らの便宜のために作ったり、意味を付けて使用したりする和製英語が本当に多い」

他にも、テイクアウト、スキンシップ、SNS、プロデューサー、ベッドタウン、パネル、アメリカン、ワンルーム、コラボ、マナーモード、プラスアルファ、セレブ、エコバック、チェックポイント、スキルアップ、パワーアップ、マイナス成長、インフラ、ハプニング、ヘルスセンターなど「数え切れないほど多い」とイ代表は伝えた。

イ代表は、日本が「明治維新の頃に西洋の文物と概念を翻訳していた、その挑戦的な創造性はどこかに行き、今日の日本の人々は英語の単語利用を好む」とし、「私たちは、多くの面で日本を超えたが、一部はまだ日本を真似ている。その中でもよりによって、英語の乱用を真似るとは、どれだけ恥ずかしいことだろうか」と述べている。

この報道をみた韓国のネットユーザーからは、

「自分たちが世界で最も一番美しいと主張し、自己の言語を純粋に守るフランスよりも、韓国語のオッパなどを自国のオックスフォード大辞典に自国語で掲載するような英国の使う英語が世界を制覇する。日本語も英語もすべて自分たちのものとして受け入れれば、より豊かになるさ」

「遺伝子検査をしてみると韓国人も単一民族ではなく中国、日系が混ざっているとの結果が出る。子供の頃から単一民族と教えるのは既に事実ではなく、ハングルだけ使わせ、和製英語や英単語使用を批判するのは、現実とマッチしない。言語というのは、その時代の事実や状況や流れを含み、良いか悪いかではなく、私たちの歴史であり、資産だ」

「カンブが経済共同体という意味とはね。過去には日本文化の残滓が底辺に濃厚に敷かれていたけど、今では日韓の文化交流が盛んなので、昔も今も生活の中で日本語が混在されることもあるだろう…」

「…韓国の現代文明用語のほとんどすべてが、日本が作った和製漢語であることを知らないのか?…」

「もしかすると百済や新羅の言葉が日本語に変形したのかもしれないよ」

「いくらばたついても島国日本に敗北し、日本人の支配を受け、日本に同調して、それが横行したという歴史的事実は、到底変えるができないのだよ」

などのコメントがネット掲示板に投稿されている。

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