ブルースがニューカッスル監督を退任…引退も視野に「最後の仕事になるかも知れない」

 ニューカッスル・ユナイテッドは20日、スティーブ・ブルース監督の解任を発表した。

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 60歳ブルース監督は指揮官キャリア1000試合目となったトッテナム・ホットスパー戦で、ニューカッスルの新オーナーが観戦する中2-3で敗北。開幕8試合勝利なしとなり、降格圏内の19位に沈んでいた。ここ2年間は13位や12位と奮闘していたが、今シーズンはリーグワーストの19失点と守備が瓦解し、クラブは解任を決断。アシスタントのグレーム・ジョーンズが暫定で指揮を執り、ニューカッスルはパウロ・フォンセカと交渉を始める中、ブルースは『Telegraph』のインタビューで心境を語っている。

「これが監督として最後の仕事になるかも知れません。私だけの問題ではなく、家族全員がジョージア人だから、その影響を無視できない。特に妻は両親が亡くなったこの2年間とても心配してくれた。明日、中国かどこかからオファーを受けたと彼女に言ったら、また背中を押してくれるだろう。彼女にもう一度同じ経験をさせたいか分からない。今いい生活をしているから、監督してはこれで終わりだろう。どこかの会長から手を貸してくれと言われるまではね」。

ニューカッスルがブルース監督解任を発表 Photo Stu Forster

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