米男子ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」初日(21日、千葉・アコーディア習志野CC=パー70)、松山英樹(29=LEXUS)は、6バーディー、ノーボギーの64で回り、6アンダーの2位と好発進。7アンダーの単独首位に岩田寛(40)が立った。
松山は出だしの1番パー4でバーディー。3番パー3でも1つ伸ばし、6番パー5では4メートルに2オン。イーグルチャンスだったが、惜しくも外してしまう。それでもボギーをたたかないゴルフで着実にバーディーを重ね、17番パー4では2打目がカップに入りかけるショットで楽々バーディーを決めた。4月のマスターズ優勝後、初めて日本のギャラリーに生プレーを披露。マスターズチャンピオンらしさを存分に発揮した。
開幕前日は「マスターズが10だとしたら、1もないくらい。苦しい戦いを強いられると思う」と語っていたが、しっかり結果を残した。この日のラウンド後には「いいプレーができたと思う。たくさんのギャラリーの方が来てくれたので、いいプレーをしなければと思ったけど、そのプレッシャーがいい方向にいった」。この日は上限5000人の中、4468人が訪れ、松山のプレーを後押しした。
状態については「さほど変わっていない」と相変わらず辛口だが、第2ラウンドに向けて「今日みたいにいいプレーできるように頑張りたい」と意気込んだ。