大仁田と抗争を繰り広げたBADBOY非道さんが51歳で死去

BADBOY非道さん(東スポWeb)

プロレス団体「ゼロワン」は、プロレスラーのBADBOY非道さん(本名高山秀男)が17日に死去したと発表した。51歳だった。死因は公表されていないが、かねて病気療養中だったという。

非道さんの妻である、ゼロワンの工藤めぐみGMは団体を通じ「葬儀におきましては、故人の生前の遺志により誠に勝手ながら家族にて執り行いました。本来ならば早速申し上げるべきところでございましたが、ご通知遅れましたことをおゆるしください。私自身、夫が生前愛してやまなかったプロレスの隆盛の一端を担えるよう、今後も精進して参る所存です。生前中に賜りましたご厚誼に心より御礼申し上げ、失礼ながらこの書中をもってお知らせ申し上げます」とコメントを出した。

非道さんは1993年1月にW★INGでデビュー。邪道、外道の〝弟分〟として活躍した。その後はミスター・ポーゴ(故人)率いる「W★ING同盟」の一員としてFMWに参戦。大仁田厚と抗争を繰り広げた。

1998年に工藤GMと結婚。その後も大日本プロレスやゼロワンマットで暴れ回り、2006年1月には新日本プロレスの東京ドーム大会にも出場した。

07年ごろから内臓疾患を患っていたとされ、10年から長期欠場が続いていた。

30日のゼロワン東京タワー特設大会に工藤GMが来場し、追悼セレモニーが行われる。

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