【新日本】柴田勝頼がサプライズ登場しザックとエキシビションで対戦 約4年ぶりリングで復帰宣言も

柴田勝頼(東スポWeb)

新日本プロレス21日の日本武道館大会で、柴田勝頼(41)がサプライズ登場し、ザック・セイバーJr.(34)とのグラップリングマッチで対戦した。

柴田は2017年4月の両国大会の試合後に急性硬膜下血腫と診断され、リングから遠ざかっていた。この日の休憩明けに、試合が組まれなかったザックがリングに現れると、なんと直後に柴田が登場。急きょ5分間グラップリングルールのエキシビションマッチが行われることが発表されると、会場からは大きな拍手が巻き起こった。

欠場期間中も米国でコーチ活動の傍らトレーニングを欠かさなかった柴田は、約4年ぶりのリングとは思えない軽快な動きを披露。スリーパーホールドに捕らえると、コブラツイストの応酬を展開。試合終了間際にはザックに卍固めを捕らえるなど、観客を魅了した。

試合後にマイクを握ると「ザック、ありがとう。次、このリングに立つときは、コスチュームで。以上」と、事実上の復帰宣言。最後はリングで受け身を取って、晴れやかな表情で退場した。

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