中国スマホ、中南米で売れ行き好調

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中国スマホ、中南米で売れ行き好調

チリの首都サンティアゴで「MI CHILE(シャオミ・チリ)」の立体看板の前に立つ若者。(2019年4月27日撮影、サンティアゴ=新華社記者/尹南)

 【新華社北京10月21日】中国ブランドのスマートフォンが中南米市場で売れている。同地域では華為(ファーウェイ)や中興(ZTE)、栄耀(HONOR)、小米(シャオミ)、OPPO(オッポ)、VIVO(ビボ)、一加(ワンプラス)、真我(realme)などの中国ブランドが展開しており、調査会社カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチが発表したスマホ出荷統計によると、OPPOがメキシコ市場で3位、シャオミがペルー市場で首位、コロンビアとチリで2位となっている。

 中国ブランドは中南米地域で競合関係にあるが、顧客ターゲットにはそれぞれ違いがある。中国ブランドに対する現地消費者の評判は高く、後からやってくるブランドの同市場での普及を支えている。中国ブランド各社は中南米市場で高い相乗効果を見せている。

 シャオミ中南米現地法人の陳炳旭(ちん・へいきょく)総経理は、新興スマホ市場である中南米の消費者は品質とコストパフォーマンスが先進的技術を持つスマホを求めていると分析。価格が手頃で品質が優れた製品と行き届いたサービスを提供し、消費者の実際のニーズに応えることが中国ブランドの中南米での成功につながるとの見方を示した。

 ペルー国立サンマルコス大学アジア問題研究センターのマリア・オステロ研究員は、中南米のスマホ市場でシャオミやOPPO、VIVOなどの中国ブランドが急速に伸びていると指摘。中国スマホは価格が手頃でコストパフォーマンスが高く品質やデザインも向上し続けていると評価し、中南米の消費者はスマホを使ったインターネット接続ニーズが高く、参入したばかりの中国スマホが今後さらに消費者を集めるとの見解を示した。

 中国のスマホメーカーは海外市場の開拓で「品質第一」を掲げ、研究開発の強化や技術・デザインの向上に取り組んでおり、作られた製品は、単なる「中国製」から「スマート化した中国製品」へと変化を遂げつつある。