「脂肪がついた背中」に縦線を!引き締めトレーニングで着太り予防

おはようございます。ヨガインストラクターの高木沙織です。

普段は自分でなかなか見ることのない体のパーツである「背中」。背中の筋肉は、日常生活を送る上であまり使われません。つまり、背中はほったらかし状態になりやすいのです。

そのため、窓ガラスや写真に写った自分のうしろ姿をふと見たときなどに、ギョっと驚くことがあるかもしれませんね。

特にこれからの季節は、ボリュームのあるニットを着ることも多くなるでしょう。「何だかうしろ姿がひとまわり大きくなったような……」なんてショックを受ける前に。こんなトレーニングをしてみませんか?

背中に1本、シュッと縦線を入れるトレーニング

背中には、体の軸となる背骨を支える筋肉をはじめ、姿勢を美しく保つために必要な筋肉がいくつも存在します。

しかし、それらは意識して使ってあげないと衰えていくばかり。

筋肉の衰えは姿勢を崩し、代謝を悪くし、ひいては脂肪がつく原因にもなるので、トレーニングによってアプローチをしてあげることが大切です。

ここでは、そんな背中に1本、縦線を入れるような引き締めトレーニングをご紹介します。

(1)床にうつ伏せになる

※腕は体の前に伸ばす
※足は肩幅程度に開き、つま先は寝かせる

(2)腕と足を床から浮かせ、上体を軽く起こす

※背筋の力を使うことを意識しながら、上体を起こす

(3)水中でバタ足をするように、腕と足を左右交互に上下させる(20回程度)

※足の付け根はなるべく床につけておくこと

※お尻の力ではなく、背筋の力を使ってバタ足をする。呼吸を止めずにバタ足を繰り返しましょう。

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いかがでしたか?

まずは、10回からでもOK。慣れてきたら20回を目安に行ってみてくださいね。背中の筋肉を鍛えて、シュッと1本きれいな縦線が入った“美背中”を目指しましょう!

それでは今日も、よい一日を。

☆この連載は<毎週金曜日>に更新です。来週もどうぞお楽しみに!

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