「フードシーラー」は最強のキャンプギア!アウトドアでの活用法とおすすめフードシーラー7選をご紹介

2度のワクチン接種を実施して、少しほっとしているキャンプ協会インストラクター兼ディレクターCampers_akiです。真空保存フードシーラーが最強のキャンプギアだということをご存じですか?今回は筆者が愛用している真空保存フードシーラーの使い方&メリットと、おすすめフードシーラーをご紹介します。

食材を真空パックにする「フードシーラー」とは

(筆者撮影)

フードシーラーとは、【1】食べかけのポテトチップスなどの袋を塞ぐためのアイテムと、【2】食材を真空保存するためのアイテムの2種類があります。

今回ご紹介するのは、真空パックにするためのフードシーラーです!

食材を真空状態でパックすることで、酸化を防ぎ鮮度を保ち長期保存を可能とする真空保存フードシーラーは古くから工場などで使われていましたが、現在は技術も進み安価に家庭で簡単に真空保存できる機器が普及してきました。

筆者はこの「真空保存フードシーラー」を、キャンプやBBQなどでも活用しているんです!

それでは活用方法を、詳しくご紹介していきましょう。

キャンプやBBQで真空保存フードシーラーが大活躍

(筆者撮影)

家庭での食材の保存方法として使われている真空保存フードシーラーですが、実はキャンプでもすごく役立つんですよ。

実際に使用している筆者が感じているメリットを紹介します。

メリット1:鮮度を保てる

(筆者撮影)

真空保存した食材は空気に触れなくなり、酸化を防ぐため鮮度を保てます。

また、密封状態ですので冷凍保存しても冷凍焼けの心配がなく長期保存も可能となります。

メリット2:クーラーボックスの中が無駄なく使える

(筆者撮影)

例えば写真の食材をキャンプに持っていこうとすると・・・

(筆者撮影)

クーラーボックスの中でこれだけ場所を取ります。

(筆者撮影)

真空保存フードシーラーで真空パックするとこれだけの差が出ます!

(筆者撮影)

トレイのままだと10.4cmの厚みのあるものが・・・

(筆者撮影)

真空パックすると約5.4cm!半分くらいの厚みになります。

(筆者撮影)

当然クーラーボックスの中も余裕ができますね ♪

メリット3:ゴミが少なくなる

(筆者撮影)

トレイのままキャンプに行くと空トレイは全てゴミに・・・

真空パックにするとゴミは一握りの袋だけになります ♪

メリット4:トレイごといれるより保冷効果が良い

トレイごとクーラーボックスに入れるとトレイが冷気の通りを邪魔してしまって思ったように保冷できません。冷気の壁になっちゃうんですね。真空パック状態だと保冷効果も高まりますよ。

メリット5:下味がしっかりつく

スペアリブやおでんなど食材自体にしっかりとした味を付けたり染み込ませたい時はタレや出汁ごと真空パックするとしっかりとした味が付きますよ。

メリット6:そのまま調理できる

真空パックは湯煎できるので料理ごとパックしちゃえば湯煎するだけで調理手間いらずで出来上がりです。

フードシーラーの難点は・・・?

(筆者撮影)

非常に便利な真空保存フードシーラーですが、何もせずにキャンプ場で便利に・・・というわけにはさすがにいきませんね。

逆にデメリットも考えてみましょう。

難点1:食材の事前準備が必要

(筆者撮影)

キャンプやBBQでフードシーラーの恩恵を受けるためには、最低限、専用ロールで袋を作って食材をトレイから移し、パックするという作業が必要となります。

キャンプ場へ向かう途中で食材を調達ということでは準備ができないんですね。

難点2:専用袋のランニングコストがかかる

(筆者撮影)

上記の写真は、筆者が使用している真空保存フードシーラーの専用ロールです。

専用ロールは幅や長さに種類はありますが、1本当たり約700円~1300円程度の費用がかかります。

使用回数、頻度によりコストは変わりますが、無料というわけにはいかないですね。

おすすめフードシーラー7選

筆者が使用しているフードシーラーを含め、世間で話題のフードシーラーの検討時のポイントを世間の口コミと筆者の独断でご紹介します(笑)

<フードシーラーの選定ポイント>

  • 価 格・・・・・・初期費用がどれくらいかかるか?
  • 脱気力・・・・・・どれくらい密閉性が高いか?(=保存期間に影響します)
  • 操作性・・・・・・使用時の操作性は?
  • 専用ロール・・・・ランニングコストと使いやすさは?

★ おすすめフードシーラー1 ★アイリスオーヤマ VPF-385T 真空保存フードシーラー

* 筆者愛用のフードシーラーです。
・価 格・・・・・・6000円~7000円
・脱気力・・・・・・強(約66kPa)
・操作性・・・・・・簡単
・専用ロール・・・・価格/使い易さともに良い

おすすめポイント 総合評価はトップクラス!大手メーカーなので、専用ロールの追加購入が簡単

★ おすすめフードシーラー2 ★真空パックん プレミアム

* 脱気力は最強クラス。
・価 格・・・・・・15000円~16000円
・脱気力・・・・・・強(最大90kPa)
・操作性・・・・・・簡単
・専用ロール・・・・価格/使い易さともに良い

おすすめポイント オプションが豊富!自宅使用が多い人におすすめ

★ おすすめフードシーラー3 ★ ATITI 真空パック機

* キッチンの邪魔にならない小型タイプ
・価 格・・・・8000円~9000円
・脱気力・・・・強(60kPa)
・操作性・・・・簡単
・専用袋・・・・25cm×17cmのみ。他社ロールを購入した方が使い勝手が良い

おすすめポイント 専用袋は袋タイプなのでカット不要

★ おすすめフードシーラー4 ★Aobosi 自動真空シーラー

* 食品によって4モードが選択できる
・価 格・・・・・・6000円~8500円
・脱気力・・・・・・強(80kPa)
・操作性・・・・・・簡単
・専用ロール・・・・価格/使い易さともに良い

おすすめポイント タッチスクリーンパネルがオシャレ!

★ おすすめフードシーラー5 ★フードセーバーV2240

* 汁物系に便利なキャニスター付き
・価 格・・・・・・9000円~11000円
・脱気力・・・・・・普通(30kPa~45kPa)
・操作性・・・・・・簡単
・専用ロール・・・・少し高め

おすすめポイント スープや鍋など水分の多い料理の保存に便利

★ おすすめフードシーラー6 ★AKZIM 真空パック器 自動真空シーラー

* 入れて押すだけの簡単操作
・価 格・・・・・・9000円~12000円
・脱気力・・・・・・強(80kPa)
・操作性・・・・・・手動モード搭載
・専用ロール・・・・なし

おすすめポイント 幅が広いので複数同時にパック可能

★ おすすめフードシーラー7 ★フードシールド真空パック器 JP290

* 専用袋不要!
・価 格・・・・・・15000円~16000円
・脱気力・・・・・・強(80kPa)
・操作性・・・・・・簡単
・専用ロール・・・・なし

おすすめポイント 市販のナイロン袋が使えるのでランニングコストは最強

こんな人にはこのフードシーラー!ニーズ別におすすめを整理します

7つのフードシーラーを一気にご説明いたしましたが、たくさんあって迷われる方もいると思いますので、「こんな風に使いたい」というニーズ別におすすめフードシーラーを整理してご案内しましょう。

キャンプメインで使いたい人におすすめのフードシーラー2選

「日常的に使うのはめんどくさそうだけど、キャンプに行くときにはぜひ使いたい!」という方におすすめなのはこちら!

キャンプメインその1)ATITI

* キッチンの邪魔にならない小型タイプ
・価 格・・・・8000円~9000円
・脱気力・・・・強(60kPa)
・操作性・・・・簡単
・専用袋・・・・25cm×17cmのみ。他社ロールを購入した方が使い勝手が良い

キャンプメインその2)Aobosi

* 食品によって4モードが選択できる
・価 格・・・・・・6000円~8500円
・脱気力・・・・・・強(80kPa)
・操作性・・・・・・簡単
・専用ロール・・・・価格/使い易さともに良い

自宅でも普段使いしつつキャンプでも使いたい人におすすめのフードシーラー5選

続いて、「自宅でも普段使いしたい」という方におすすめなのはこちら!

自宅でもその1)アイリスオーヤマ

* 筆者愛用のフードシーラーで今回ご紹介した中ではイチオシ!
・価 格・・・・・・6000円~7000円
・脱気力・・・・・・強(約66kPa)
・操作性・・・・・・簡単
・専用ロール・・・・価格/使い易さともに良い

自宅でもその2)真空パックん

* 脱気力は最強クラス。
・価 格・・・・・・15000円~16000円
・脱気力・・・・・・強(最大90kPa)
・操作性・・・・・・簡単
・専用ロール・・・・価格/使い易さともに良い

自宅でもその3)FoodSaver

* 汁物系に便利なキャニスター付き
・価 格・・・・・・9000円~11000円
・脱気力・・・・・・普通(30kPa~45kPa)
・操作性・・・・・・簡単
・専用ロール・・・・少し高め

自宅でもその4)AKZIM

* 入れて押すだけの簡単操作
・価 格・・・・・・9000円~12000円
・脱気力・・・・・・強(80kPa)
・操作性・・・・・・手動モード搭載
・専用ロール・・・・なし

自宅でもその5)フードシールド

* 専用袋不要!
・価 格・・・・・・15000円~16000円
・脱気力・・・・・・強(80kPa)
・操作性・・・・・・簡単
・専用ロール・・・・なし

フードシーラーは自宅でもキャンプでも大活躍!

(筆者撮影)

フードシーラーって本当に種類が多いですよね。こんなに並べられたら、どれを選べばいいのか悩んじゃいますよね。

選ぶポイントは最終的に、私のようにキャンプがメインか自宅のキッチンがメインか、はたまた両方で使いたいのかということです。

キャンプメインだと真空パック状態は1~2日保てればOKです。

自宅がメインとなると1~2ヶ月という長期間の保存できるものがおすすめです。

また、自宅だと汁物系の保存に便利なキャニスターが付きの方が用途が広がります。最初にこれで大きく分けて後は好みのデザインとお財布に相談すれば候補は絞れてきますよ ♪

さてさて皆さんが選んでいる間に、私は写真の真空パックで保存したコーヒー豆をミルで挽いていただくとしますかね。真空パックで使いかけのコーヒー豆も新鮮なまま保存できますのでね。

美味しいコーヒーを飲みながらひとこと言わせてもらいますよ、「便利な世の中になったもんだ」笑

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