企業も住宅も「太陽光利用はすでに常識」 国家電力網に入れているケースも

朝鮮では太陽エネルギーを生産と経営活動、生活に利用することが国家的に奨励され、これに関する研究機関やソーラーパネルの生産メーカー活動領域が広がっている。

現在、平壌市をはじめ各地の企業や住民世帯がソーラーパネルと太陽熱水加熱器のような様々な設備を広く用いている。

あらゆる場所で太陽エネルギーが利用されている。(C)朝鮮新報

一部の企業では、太陽エネルギーで生産した電力を経営活動に使い、残りを国家電力網に入れている。

農業部門では、太陽熱による農産物乾燥工程を新しく確立した。乾燥時間を自然乾燥の時より3分の一に短縮し電力と燃料を節約している。

農村の住宅にもソーラーパネルが先知されている。(C)朝鮮新報

地方の農村では太陽の移動に沿って自動的に回るソーラーコレクターを取り入れて炊事用の燃料問題を解決している。

一方、広間型太陽熱暖房システムを導入した大型集合住宅の建設も進んでいる。

これらの事業の多くは、国家科学院自然エネルギー研究所と太陽熱設備普及社が担っている。太陽エネルギーを利用する新たな技術と製品を開発し、全国の需要に応えている。

© 株式会社朝鮮新報社