金ロー『ルパン三世 ワルサーP38』、ルパン役・栗田貫一のコメントを公開

© 株式会社マイナビ

「ルパン三世」アニメ化50周年を記念して、金曜ロードショーでは、「みんなが選んだルパン三世」と題して、視聴者投票の上位作品を放送。今週はTVSP全27作品から第1位に選ばれた『ルパン三世 ワルサーP38』が放送される。

1997年に放送された本作は、山田康雄から栗田貫一にルパン役が引き継がれて、3作目のTVSP。当時は毎回大変なプレッシャーの中収録に臨んでいたという、栗田貫一と、当時のプロデューサー・中谷敏夫(日本テレビ)から寄せられたコメントが公開された。

◎栗田貫一(ルパン三世役)のコメント
これは、かなり最初の頃の作品でしょ。この頃は年に1回のペースだったし、ちょっとやり直させてよって思ってしまう(笑)
当時は、そもそもやりようが分かってないから。だってさ、横をみたら納谷(悟朗)さんや(小林)清志さんが立ってしゃべってる、どうしたらいいんだみたいな。山田(康雄)さんがやってるところ見たことないんだから。よしんば僕が昔山田さんの現場を見てて、ああやってこうやってしゃべるんだなって分かってれば…と思うけどさ、とにかくしゃべるのでいっぱいいっぱいだし、そういう意味では緊張っていうか、余裕ないですよ。高校野球やってたらいきなり大リーグのマウンド立たされて、大谷の後守ってくれって言われたみたいなものですよ。
あの頃は、アフレコの前に一回山田さんになって、山田さんからルパンになって、それでやっていた感じ。自分っていうのはないわけだよね、山田さんにならないとできない。
実は今でも、毎週アフレコの時は、家出る前に「カリ城」の名シーンをまとめたのを見て、“山田さんの音”を入れていくんです。この頃は声優の皆さんも一番艶が出てると思うし、どこをとってもルパン三世みたいな作品だからね。
僕は33年3月3日生まれで、平成3年3月3日に33歳、今年・令和3年3月3日に63だから、3にまつわってずっと…。で、ルパン“三”世。アニメ化50周年、大塚明夫も入ってきた。これは絶対なんかあるんだと思っています。これからもルパンにご期待ください!

◎中谷敏夫プロデューサー(日本テレビ)のコメント
「ルパン三世」という作品のスゴイところは、色々なクリエーターが「ルパン」という題材で自分の「ルパン」を表現できるという事。この作品も、監督・ライターを中心としたアイデアの塊でした。
TVSPや劇場映画は、「壮大なお話にしたい」、「盗むものもデカいものを」という流れになりがちですが、本作では、企画の当初から「一番大切なもの」ってなんだっけ?と考え、ワルサーP38でなにか考えようとなったように記憶しています。
この頃の栗田さんは、「亡くなった山田康雄さんのピンチヒッター」として自分がやっている、というスタンスで参加してくれていたように思います。山田さんがまだご存命の時に、親交のあった栗田さんが、山田さんの留守番電話にふざけてルパンのモノマネで吹き込んだのが何かのご縁。山田さんご本人から「俺の次は栗ちゃんだな~」と洒落っぽく「任命」されたという裏話があるんです。この作品に限らず、キャストの変更は、スタッフ一同凄いプレッシャーです。そんな中、TVSP三本目となった栗田さんは、この作品も一生懸命研究して臨んでくれていました。頭が下がります。
この作品が視聴者の方の人気投票に選ばれたことは正直、本当にうれしいです。アニメ50年の歴史の中では、ちょうど真ん中あたりの作品です。皆さんに楽しんで見て頂ければと思います。

●ルパン三世が人気番組から番組ロゴの一部を盗んで…日テレ公式HPをジャック!?

きのう朝、日本テレビ公式Twitterでルパン三世から届いた“犯行予告”が紹介されたが、今朝から、日本テレビで放送中の12の人気番組の番組ロゴから一部が盗まれ、それを組み合わせた「NEW ルパン三世 見テネ」というメッセージが日テレ公式HPのトップページに表示された。

メッセージにはルパンファンにはお馴染みの「ごくろうさんマーク」とともに「日本テレビから盗んでやったぜ」という言葉が添えられ、明らかにルパン三世の犯行であると考えられる。

この犯行に対して、日本テレビは公式HPの修正を対応中とのことだが、ルパンの高度な技術によるハッキングへの対応は難航しており、今夜の「金曜ロードショー」放送終了まで修正に時間がかかる見込みと関係者は話している。ルパンの犯行は日テレ公式HP

原作:モンキー・パンチ (C)TMS