投票率向上へ比江島選手起用 五輪意識「TOHYO」呼び掛け

比江島選手を起用した衆院選啓発ポスター

 衆院選の投票率向上につなげようと、栃木県選挙管理委員会は21日までに、東京五輪のバスケットボール男子に出場した宇都宮ブレックスの比江島慎(ひえじままこと)選手(31)を起用した15秒の啓発動画やポスターなどを制作した。

 動画はバスケットのピクトグラム(絵文字)がシュートを決めると、TOKYO(東京)のKがHに変化し、TOHYO(投票)の文字が出現。比江島選手が華麗なボールさばきや独特の「比江島ステップ」を披露した後、ダンクシュートに向かうと、連動してピクトグラムが投票箱に1票を投じる構成になっている。ポスターには五輪を意識して市松模様もあしらった。

 投開票日の31日まで、とちぎテレビや県内の各ケーブルテレビなどで放映する。若者の啓発に向けて、ユーチューブやツイッターでも配信する。

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