衆院選 長崎3区 谷川弥一候補(80)=自民・前= 課題解決へ努力する

谷川弥一候補

 2003年から6期連続当選。国会議員として長崎のために汗を流し、結果を出してきたことに強い自負がある。「政治家に求められるのは企画立案力と交渉力」と強調する。
 五島市出身。自民党離島振興特別委員長として、国境離島新法の制定に尽力。島民の航路運賃(海・空)が引き下げられ、事業者に対する輸送コスト支援や滞在観光の推進も図られた。一方、離島を含めた県全体の雇用対策は依然大きな課題。「IT分野などでの人づくりに県市も腰を入れる必要がある」と指摘する。
 毎朝、新聞に目を通し、記事を切り抜くのが日課。新型コロナ対策や九州新幹線問題など、課題ごとに解決策を探る。「自分の力だけでは無理でも、関係者と交渉し協力を得て実現することが大事だ」と考える。
 健康法はストレッチや1日1万歩近く歩くこと。禅に関する愛読書は真っ黒になるくらい読み込んだ。「激しい部分があるので誤解されがちだが、実はロマンチスト」と自己分析する。

© 株式会社長崎新聞社