坂口健太郎、アジアスター賞を受賞!「シグナル 長期未解決事件捜査班 スペシャル」が“インターナショナル・ドラマ・オブ・ザ・イヤー”に

フジテレビ系で今年3月に放送された「シグナル 長期未解決事件捜査班 スペシャル」(関西テレビ制作)が、「ソウルドラマアワード2021」で“インターナショナル・ドラマ・オブ・ザ・イヤー”(非競争部門)を受賞。さらに、主演の坂口健太郎が、本作での演技や多方面の活躍により、今年アジアで最も活躍し、多くのファンに愛された俳優に贈られる“アジアスター賞”を受賞した。

本作は、2018年に同系で放送された連続ドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」の3年ぶりの続編。謎の無線機が、現在と過去の2人の刑事をつなぎ、さまざまな未解決事件を解決していくヒューマンサスペンスだ。坂口が現在を生きる刑事・三枝健人を演じ、北村一輝が過去の世界にいる刑事・大山剛志に、吉瀬美智子が大山をひそかに思い続ける未解決班の班長・桜井美咲に扮(ふん)した。

坂口は「この作品は、初めて主演を務めさせていただいた、とても思い入れのある作品です。連続ドラマをやって、スぺシャルドラマ、映画版を作って。僕の中で意味のある、大きな作品となりました。その作品がこういう名誉のある賞をいただけてとてもうれしいです。本当にありがとうございます」と作品への愛とともに、感激のコメントを寄せた。

また、アジアスター賞ということで「俳優という仕事は、孤独な瞬間もあれば、チームワークを求められることもあります。そういった作品を丁寧にやってきた証しなのかなと自信になりましたし、自分がそうやってきてよかったなと、あらためて再確認できました」と喜びもひとしおで、「日本でいろんな作品を丁寧に撮ってきた中で、そこでの活躍を認められたのがうれしかったです。ただ、この賞をもらったことによって、もう一度兜(かぶと)の緒を締め直さないといけないという気持ちになりました」と身を引き締めている。

“インターナショナル・ドラマ・オブ・ザ・イヤー”は、人気と興行成績や視聴率を考慮して、国際的な人気、評価、価値のある海外ドラマが選定されている。メディアや各放送局の統計データやSNSによる認知度調査を行い、上記を踏まえてSDA組織委員会が評価を行う。

SDA組織委員会の本作への選評は「16年に放送され高視聴率を獲得し優れた作品として注目を集めた韓国国内ドラマ『シグナル』の日本でのリメーク版は、韓国国内版『シグナル』のキャラクターとのシンクロ率の高さ、全体の雰囲気やストーリー、俳優の熱演が好評を博した。さらに、シリーズドラマだけでなく、エントリーしたドラマスペシャル作品、さらに映画版も制作されたことから、その人気を証明し、今回の受賞となった」となっている。

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