宮沢和史、夏川りみ、大城クラウディアの3人が出演する全国ツアー初日の沖縄公演「沖縄からの風コンサート2021」が23日午後4時、浦添市のアイム・ユニバースてだこホール大ホールで開かれる。12月に3人の初の企画アルバムを発売する。宮沢が作詞作曲したコンサートのテーマソング「沖縄からの風」が6日、先行配信された。宮沢にコンサートやアルバムへの思いを聞いた。
―3人でコンサートを開くきっかけは。
「2019年に3人でコンサートを開いた。沖縄から生まれた歌を主役に、僕らが語り部のように伝えるコンサートだったが、とても評判が良かった。コロナ禍で沖縄に行きたくても行けない時間が2年続いている。沖縄から風を吹かせ、それぞれの土地に届けるそんなツアーをしようと意気投合した」
―12月に発売する3人の企画アルバムや先行配信した「沖縄からの風」にはどのような思いがあるか。
「『沖縄からの風』はお客さんとも共有できる明るい曲にしたかった。コロナ禍で出会うことや再会することの喜びは当たり前ではなくなってそれ自体が奇跡的なこと。もう一度出会う、会いに行く、会いに来てくれることのありがたみを大事にしたいと思った。アルバムは沖縄民謡から近代沖縄音楽、沖縄の代表曲を網羅し、一枚で沖縄のいろんな面を感じられると思う。この3人で声を合わせると一つの人格が生まれるように感じている。3人で一緒に歌うと、より魅力が伝わりやすいと思う」
―コンサートの意気込みを。
「沖縄に縁があり沖縄を愛していて、沖縄の曲をレパートリーに持っている3人なので、とてもアットホームで温かいコンサートになると思う。『沖縄からの風』をぜひ受け取ってほしい」
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入場料は全席指定で7500円(当日500円増し)。6歳未満入場不可。問い合わせはピーエムエージェンシー(電話)098(898)1331(月~木の午前11時~午後2時)