10月31日に小学生向け「川の生き物に親しむ会」 内田飼育員から維新公園で学ぶ

 維新百年記念公園(山口市維新公園4)で、同園内の川の生き物を採集・観察する「川の生き物に親しむ会」が、10月31日(日)午後1時半から3時半まで開催。小学生とその保護者が対象で、現在参加者が募集されている。

 川の中に生息する生物の採集・観察をとおして、生物や自然に親しむきっかけづくりと公園の魅力を再発見してもらおうと、同施設が初企画した。

 講師を務めるのは、なぎさ水族館(周防大島町)の内田博陽飼育員。同水族館は、飼育員は2人と小規模ながらも日本最大級の広さを誇る「タッチングプール」を備え、2016年に世界で初めてニホンアワサンゴの繁殖に成功。今年9月には、採集・展示していたクラゲが新種と確認されるなど、近年注目を集めている。

 当日はまず、内田さんから川の生態系について学ぶ。その後、園内の「せせらぎ護岸」に移動し、実際に川に入って網やザルを使い、小さな魚や貝、水生昆虫を採集。内田さんの指導のもと、ルーペで観察する。

▲維新百年記念公園内の「せせらぎ護岸」

 定員は15組(先着順)。参加料は一組500円で、小学生のみの参加も可能。

 「普段見慣れた川の中に『こんな生き物がいたのか!』と発見し、自然に親しむきっかけになってほしい」と主催の山口県施設管理財団。申し込み・問い合わせは、同財団(TEL083-922-3712)へ電話で。

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