城田優が「カムカムエヴリバディ」でナレーションを担当。「何滴涙を流したかと思うほどすてきなお話」

城田優が、NHK総合ほかで11月1日スタートの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8:00ほか)の語りを担当することが分かった。

上白石萌音、深津絵里、川栄李奈が主演を務める同作は、“朝ドラ”史上初となる3人のヒロインが登場し、昭和・平成・令和の時代に、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描くファミリーストーリー。ラジオで英語を聞き続けることで、それぞれの夢への扉を開いていく3人の姿から「小さな一歩一歩を積み重ねることが、思ってもいない人生を切り開き、明るく照らしていく」というメッセージが込められた、波瀾(はらん)万丈なハートフルコメディーだ。

英語講座を題材にした本編で、英語と日本語を織り交ぜた語りという新たな試みに挑戦する城田。「ナレーションは、物語の世界観を作り上げるとても大切なものだと思っています。その重要な役割を任せていただけてとてもうれしいですし、光栄に思います。今回、誰も見ていない状態のドラマを先に見られるすてきな席に座らせてもらっていますが、まだ音も入っていない仮の状態で何滴涙を流したかと思うほどすてきなお話です。物語の雰囲気を壊さないように注意しながら、作品そのものをすごく楽しんでいます」と話している。

制作統括の堀之内礼二郎氏は「『カムカムエヴリバディ』は、ラジオ英語講座が、ヒロインたちの人生を切り開いていく物語です。そのため、日本語と英語のナレーションが、物語の世界へと視聴者を誘(いざな)います。日本語でも英語でも、時に分かりやすく情報を伝え、時にヒロインに寄り添って心情を伝えられるような表現力を持つ方を考え、城田優さんにお願いしました。個人的な話で恐縮ですが、舞台が大好きで、城田さんのパフォーマンスを幾度となく拝見していました。城田さんなら『カムカムエヴリバディ』の世界を声ですてきに表現してくれるに違いないと思いました」と起用の理由を明かす。

そして「番組の公式SNSでは、城田さんの肉声で、日本語と英語のコメントを公開しています。城田さんが語る『カムカムエヴリバディ』の世界に、ぜひ一足早く触れてみてください。ちなみに、英語が堪能な城田さんですが、元から話すことができたのではなく、後からご自分で勉強して身につけられたものだそうです。城田さんが話す美しい言葉の響きが、英語を学ぶ多くの方々の勇気ややる気につながってほしいと願っています」とコメントを寄せている。

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