株式会社コロナ(新潟県三条市)が2022年3月期第2四半期累計期間の連結業績予想を上方修正、営業黒字に転換

株式会社コロナ 本社

株式会社コロナ(新潟県三条市)は22日、5月7日に公表した2022年3月期第2四半期累計期間の連結業績予想を上方修正した。

売上高は前回発表予想から9億5,000万円増の381億5,000万円、営業利益は4億円増の1億円、経常利益は3億7,000万円増の2億7,000万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億7,000万円増の1億9,000万円とした。営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益はそれぞれ黒字転換となる。

第2四半期は住宅市場の一部回復が見られる中で、特にエコキュートの販売が ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の普及や、買い替え需要の取り込みなどにより好調に推移した。ZEHとは太陽光発電などの再生可能エネルギーなどを導入することにより、年間のエネルギー消費量の収支をゼロとすることを目指した住宅のこと。

利益面においては、原材料価格の高騰や世界的な電子部品類の不足などによる影響があったが、売上高の増加に加えて、経費削減に取り組んだ効果もあり、当初予想を上回る見込みだ。

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